裁量トレードとは?勝てない場合の対策方法やFintokeiでの取り組み方を解説!
まずは裁量トレードから始めるトレーダーが大多数でしょう。
「裁量トレードでなかなか勝てない。」
「裁量トレードが本当に向いているのだろうか。」
裁量トレードと聞くと、上記のような不安や疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
結論、裁量トレードは相場の変化に素早く対応でき、自由度も高いので、トレードスキルを高めつつ大きな利益を狙いたいというトレーダーにオススメです。
一方で網羅的なトレードスキルが必要になったり、メンタルを安定させなければならなかったりと難しさも伴うので、試行錯誤が必要です。
この記事では、裁量トレードのメリット・デメリットから、向いている人、勝てない場合の対処法などについて、以下の7項目で詳しく解説します。
- 裁量トレードとは
- 裁量トレードの4つのメリット
- 裁量トレードの3つのデメリット
- 裁量トレードに向いている人
- Fintokeiは裁量トレードで挑むべきなのか?
- 裁量トレードで勝てない場合の対処方法
- まとめ
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Fintokeiについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫プロップファームFintokeiとは?おすすめする理由や始め方を紹介!
裁量トレードとは
裁量トレードとは、トレーダー自身の考えに基づいて、自由にトレード判断を下す取引方法です。
具体的には、チャート情報に基づいたテクニカル分析や、経済情報に基づいたファンダメンタル分析で市場の状況を自分自身で分析します。
そしてその分析結果をもとに、売買タイミングを決めて実際に取引を行います。
システムトレードとは
トレード方法には、裁量トレードとあと一つ、システムトレードがあります。
システムトレードとは、過去の価格データや市場の動向に基づいて構築した取引手法に則って、機械的に取引を行う方法です。
裁量トレードで行う取引手法をプログラムに落とし込み、機械的にトレードを行うのがシステムトレードだと考えると分かりやすいでしょう。
裁量トレードの4つのメリット
裁量トレードを行うメリットとして、以下の4点を挙げられます。
- 相場の状況に対して柔軟に対応ができる
- 利益を狙えるチャンスが増える
- トレードスキルを高められる
- 始めるまでのハードルが低い
その1:相場の状況に対して柔軟に対応ができる
裁量トレードでは、トレーダーが自身の判断で柔軟に取引を行えるため、相場の急変動や予想外の出来事にも迅速に対応できます。
例えば、重要な経済指標の発表や突発的なニュースによって相場が急変動した場合などが、裁量トレードが活躍する場面です。
システムトレードでこのような急相場に対応するためには、あらかじめ適した取引手法を設定しなければなりません。
一方で、裁量トレーダーはリアルタイムで相場状況を分析して、即座に立ち回れます。
その2:利益を狙えるチャンスが増える
裁量トレードでは、状況に応じてさまざまなトレード手法を使い分けることができます。
したがって、1つの手法を組み込んだシンプルなシステムトレードと比べると利益チャンスが増えるのです。
また取引数量も自由に調整できるので、自分の得意パターンが来た時に取引数量を引き上げて大きな利益を狙いに行くという経験や勘に基づいた取引もできます。
その3:トレードスキルを高められる
裁量トレードでは、トレーダー自身が市場を分析し、判断を下すため、経験を積むほどにトレードスキルが向上します。
相場は常に変動し、同じパターンが繰り返されるわけではありません。
したがって、トレーダーはさまざまな市場の状況に対応するために試行錯誤を繰り返す必要があります。
このプロセスを通じて、テクニカル分析やファンダメンタル分析、リスク管理のスキルが鍛えられます。
また、裁量トレードでは自分の失敗から学び、その都度改善を行うことが重要です。この経験の積み重ねが、最終的に取引精度や自信を高めることに繋がります。
その4:始めるまでのハードルが低い
裁量トレードは、システムトレードで必要となるプログラミングスキルや複雑な設定が不要なので、初心者でも比較的簡単に始めることができます。
ただし、計画的に裁量トレードを行うためには、トレードに関する最低限の基礎知識は必要です。
市場の基本的な仕組みやチャートの見方、テクニカル分析やファンダメンタル分析の基礎などを学んだ上で、裁量トレードを始めるとよいでしょう。
裁量トレードの3つのデメリット
裁量トレードにはメリットが多い一方で、以下の3つのデメリットも存在します。
- メンタルの影響を受けやすい
- トレードスキルが必要になる
- トレード時間を確保しなければならない
その1:メンタルの影響を受けやすい
裁量トレードでは、トレーダー自身がすべての判断を下すため、感情に大きな影響を受けることがあります。
例えば、利益を逃したくないという「欲望」や、損失を確定するのが怖くて損切りできない「恐怖」などの心理的なプレッシャーが、冷静な判断を妨げることがあるのです。
また取引のチャンスがなくてもポジションを持ちたいという欲望、いわゆる「ポジポジ病」も冷静な判断を欠いた典型的な例です。
メンタルを安定させて取引を続けなけらばならないのが、裁量トレードの難しさなのです。
ポジポジ病については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
その2:トレードスキルが必要になる
裁量トレードで長期的に勝ち続けるためには、多岐にわたるトレードスキルが必要です。
具体的には、テクニカル分析やファンダメンタル分析を通じて相場動向を予測する力だけでなく、リスクをコントロールするための資金管理スキルや自己管理能力も不可欠です。
さらに、裁量トレードでは取引スタイルや手法を自分で決める必要があり、確立するまでには多くの試行錯誤が必要です。
自由度の高さが裁量トレードの魅力でもありますが、同時に自己責任で判断するための高いスキルが要求されます。
トレーダーに必要なスキルについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫Fintokeiのプロトレーダーとして成功するためのトレードスキルとは?
その3:トレード時間を確保しなければならない
自動的に取引を行うシステムトレードと違って、裁量トレードでは自分自身で市場を分析し、取引のタイミングを判断する必要があります。
したがって、裁量トレーダーは市場の動向を常に追い続ける時間を確保しなければなりません。
また市場が急変する可能性もあるので、相場を長時間追い続けなければならない状況もあり、その労力が負担になり、精神的に疲れることもあります。
自身がトレードで使える時間を考えた上で、適した取引スタイルを決めることが、裁量トレードを長く続けていくためのコツです。
裁量トレードに向いている人
裁量トレードとシステムトレードの違いについて、改めて以下の表にまとめました。
項目 | 裁量トレード | システムトレード |
必要なスキル | 幅広いトレードスキル | プログラミングスキル |
取引の自由度 | 高い | プログラムによる |
始めるまでのハードル | 低い | 高い |
メンタルの影響 | 受けやすい | 受けない |
裁量トレードでは自分の分析を基に取引を行うので、市場を深く理解したいという人や、自分のスキルで利益を上げたいと考えている人には向いています。
また市場の急激な変動や突発的なイベントにも素早く対応する力が求められるので、状況に応じて柔軟に判断し、取引戦略を変えられる人にもおすすめです。
一方で、トレードに使える時間が限られていたり、心理的負担を感じやすかったりする人は、システムトレードの方が向いています。
裁量トレードとシステムトレードを併用することも可能なので、自分に合ったバランスを見つけることが重要です。
Fintokeiは裁量トレードで挑むべきなのか?
Fintokeiでは、裁量トレードとシステムトレードの両方を活用してプロトレーダーを目指せます。
これからFintokeiでプロトレーダーを目指したいというトレード初心者の場合、まずは裁量トレードから始めてみるとよいでしょう。
なぜなら裁量トレードを通じて、相場の仕組みや取引の基礎的な知識を実践的に学べるからです。
システムトレードを効果的に運用するには、相場の基本的な動きを理解し、トレード手法の裏にあるロジックを把握することが重要です。
後にシステムトレードに移行する際にも役立つ知識を身に付けられる点でも、まずは裁量トレードが適していると言えます。
またFintokeiには、動画の学習コンテンツやブログなど裁量トレードを学べる学習ツールが充実しているので、ぜひ活用してみてください。
裁量トレードで勝てない場合の対処方法
裁量トレードで思うように利益が出ないと悩んでいるトレーダーは、以下5つの対策方法を見直してみましょう。
- トレード手法を固める
- 資金管理を徹底する
- 検証をしてみる
- 少額のプランから挑戦する
- 取引銘柄を固定する
その1:トレード手法を固める
トレード手法が十分に固まっていないため、裁量トレードで勝てていない可能性があります。
トレード手法とは、単に売買のタイミングを決めるだけでなく、資金管理や損切りラインの設定なども含めた全体的なトレード戦略を指します。
トレード手法について以下の事項をしっかりと決められているか、今一度確認してみましょう。
- エントリールール
- 損切り(ストップロス)の設定
- 利確(利益確定)の基準
- 資金管理の方法
トレード手法の作り方については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
その2:資金管理を徹底する
資金管理が不十分だと、一度の失敗で大きな損失を出してしまう可能性があり、これが原因でトレードを続けることが困難になる場合もあります。
特にFintokeiでは、損失率や利益率など資金管理に関する条件を達成する必要があるので、プロトレーダーを目指すためには資金管理の徹底は必須です。
さらに、資金管理がしっかりしていると、メンタル的にも余裕を持ってトレードに臨むことができ、冷静な判断を下しやすくなります。
エントリー方法に目がいきがちですが、資金管理を軽視しないようにしましょう。
資金管理方法については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
その3:検証をしてみる
裁量トレードで勝てない場合、自分のトレード手法や判断が正しいのかを検証することが重要です。
プロトレーダーがプロとして活躍するためには、多くの検証や過去のトレード経験に基づいた判断力が必要です。
直感や感覚に頼ってポジションを取るのではなく、検証によって裏付けられたデータに基づいて取引を行うことで、安定した利益を出す可能性が高まります。
過去の取引履歴を振り返り、自分の取引がどのような条件下でうまくいったのか、あるいは失敗したのかを今一度分析してみてください。
その4:取引銘柄を固定する
複数の銘柄を取引していることが失敗の原因となっているケースもあります。
複数の銘柄を取引すると取引チャンスが増えたり、リスク分散になったりします。
しかしあまりにも多くの銘柄に手を出しすぎると取引が雑になってしまい、精度が落ちてしまう可能性も高まるのです。
取引銘柄を固定して、まずは取引精度を高めることに力を入れることもおすすめです。
その5:少額のプランから挑戦する
Fintokeiの裁量トレードでうまくいかない場合、リスクを最小限に抑えるために、少額のプランから挑戦するのも有効な対策です。
特にFintokeiの資金管理条件面で苦労している裁量トレーダーもいることでしょう。
Fintokeiでは何度もプロトレーダーへの挑戦ができるので、少額のプランでFintokeiのルールに慣れてから、上位プランに取り組むと効率的にスキルを高められます。
まとめ
裁量トレードは、自身の判断で市場に対応し、柔軟かつリアルタイムで取引ができる点が大きな魅力です。
また、さまざまな相場の急変動に対応して経験を積むことで、トレードスキルを向上させることもできます。
もし裁量トレードで勝てない場合は、手法や資金管理を見直し、少額での取引や検証を通じてトレード精度を高めることが重要です。
裁量トレードでFintokeiに挑戦し、市場の動きに対応するトレーダーとして成長するための第一歩を踏み出しましょう。