【Fintokei対応】無料で使える通貨強弱インジケーターのおすすめ3選

トレードにおいて取引銘柄を選ぶ際の基準の1つとなるのが「通貨強弱」です。

どの通貨が強くてどの通貨が弱いのかが分かれば、強い通貨を買って弱い通貨を売ることができるような通貨ペアを選ぶことでトレンドに乗れる確率が高まります。

通貨強弱はアプリやサイト上でも確認することができますが、チャートで取引の全てを完結したいというトレーダーに役立つのが「通貨強弱インジケーター」なのです。

通貨強弱インジケーターとは、その名の通り通貨の強さや弱さをインジケーターの形で確認できるツールです。

この記事では、プロップファームFintokeiで活用できるおすすめの通貨強弱インジケーターを紹介するとともに、活用方法や使うべきタイミングなどを以下の項目で解説します。

  • 通貨強弱インジケーターを利用するメリット
  • Fintokeiで使える通貨強弱インジケーターおすすめ3選
  • 通貨強弱インジケーターを使うならFintokeiで
  • 通貨強弱インジケーターを活用したトレード戦略
  • 通貨強弱インジケーターを活用する最適なタイミング
  • まとめ

通貨強弱インジケーターを利用するメリット

通貨強弱インジケーターを使うことで、「最も強い通貨」と「最も弱い通貨」がひと目で把握できるようになります。

強い通貨と弱い通貨を組み合わせた通貨強弱がはっきりしている通貨ペアは、トレンドが形成されやすく、大きな値動きになりやすいため、トレンドを狙いやすいことが特徴です。

以下は、通貨強弱が明確に表れている豪ドル/円の5分足チャートです。円が強く、豪ドルが弱いため、売り優勢の下降トレンドが継続しています。

一方でユーロ/ポンドのチャートを見てみると、両通貨の強弱が均衡しており方向感のないレンジ相場が続いています。

つまり通貨強弱を把握できれば、明確なトレンドが出ている通貨ペアに絞ってエントリー判断ができるため、ムダなトレードを避けて効率的なトレードができるようになるのです。

Fintokeiで使える通貨強弱インジケーターおすすめ3選

通貨強弱インジケーターは様々な種類があります。

中でもFintokeiのトレーディングプラットフォームに対応しており、かつ無料で使える通貨強弱インジケーターとして以下の3つを紹介します。

  • 通貨強弱を折れ線グラフで確認できる「CCFp」
  • 通貨強弱をランキング化できる「currency-meter-indicator」
  • 通貨強弱を矢印で確認できる「CM_Strength」

なお今回紹介するインジケーターはFintokeiで提供されているものではありませんが、外部サイトからダウンロードすることで簡単に導入ができます。

その1:通貨強弱を折れ線グラフで確認できる「CCFp」

CCFpは、通貨ごとの強弱を折れ線グラフで視覚的に表示してくれる最もオーソドックスな仕組みのインジケーターです。

折れ線グラフが上昇していれば通貨が強くなっている、下降していれば弱くなっていると判断できます。

リアルタイムの通貨強弱状況が折れ線グラフで表示されていることで、強弱自体のトレンドや強弱の転換点をチャートと同じような要領で分析することが特徴です。

また仕組みがシンプルで余計な情報がなく、初心者でも迷わず使いやすい設定になっているので、通貨強弱をトレードで初めて活用するトレーダーにも最適です。

その2:通貨強弱をランキング化できる「currency-meter-indicator」

currency-meter-indicatorは、各通貨の強弱だけでなく、強弱がはっきりしている通貨ペア自体もランキング形式で表示してくれるインジケーターです。

チャート上に最も強い通貨と最も弱い通貨の組み合わせがリアルタイムで表示されるため、通貨ペア選びがスムーズにできます。

折れ線グラフのように通貨強弱の推移状況を把握できないものの、手軽に取引銘柄を絞りたい人や通貨選定に迷いがちな人におすすめです。

その3:通貨強弱を矢印で確認できる「CM_Strength」

CM_Strengthは通貨の強弱を数字と矢印で表示してくれるインジケーターです。

数値は通貨の相対的な強さを示し、矢印で上昇・下降の傾向が一目でわかるため、感覚に頼らず客観的に取引通貨を選べるようになります。

またMT4チャートの隅にコンパクトに表示されるため、チャートをスッキリ保ちたい方や、数値ベースで通貨の強弱を把握したい方におすすめです。

通貨強弱インジケーターを使うならFintokeiで

Fintokeiのトレーディングプラットフォームでは、独自のインジケーターを簡単に導入・カスタマイズできるため、無料の通貨強弱インジケータも豊富に活用できます。

またFintokeiのサービスが体験できる無料トライアルプランでは、仮想資金を使って実際の相場に近い形のトレード体験が可能です。

初心者の方でもリスクがなくトレード経験を積めるので、通貨強弱インジケーターの使い方を実践的に学ぶのに最適な環境として最適です。

さらに無料トライアル終了後は、初期の取引資金や価格が異なる豊富なプランが用意されており、トレード実績に応じて報酬が得られる仕組みも用意されています。

練習から本格的なトレードへと、段階的にステップアップしやすいのもFintokeiの大きな魅力です。

Fintokeiについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

プロップファームFintokeiとは?おすすめする理由や始め方を紹介!

通貨強弱インジケーターと相性がいいFintokeiの学習ツール

Fintokeiのマイページである「MyFintokei(マイフィントケイ)」では、トレーダーの成長を支援する多彩な学習コンテンツと分析ツールが用意されています。

中でも通貨強弱インジケーターと特に相性が良いのが、以下の分析ツールです。

  • デイリーマーケットニュース
  • 経済指標カレンダー
  • 取引計算ツール

デイリーマーケットニュースでは3分程度の動画で、ニュースやドル円などの主要通貨ペアの動きを簡潔に解説しており、通貨の勢いに合わせた世界の情勢を把握できます。

また経済指標カレンダーでは重要な経済イベントの発表予定を一覧で確認できるため、急な相場変動のリスクを事前に察知し、無駄なエントリーを回避するのに役立ちます。

さらに取引計算ツールを使えば、通貨強弱が明確な通貨ペアでエントリーする際に、適切なロットサイズや損益の計算が可能です。

分析ツールと通貨強弱インジケーターを併用することで、トレードの精度と判断力を大きく向上させることができるでしょう。

MyFintokeiについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

MyFintokei(マイフィントケイ)の使い方や見方を解説

Fintokeiで通貨強弱インジケーターを導入する方法

Fintokeiのトレーディングプラットフォームで通貨強弱インジケーターを導入する手順を、今回紹介したインジケーター「CM_Strength」を例に紹介します。

なお、「CM_Strength」は外部サイトからダウンロードしているものとします。

手順1

Fintokeiのトレーディングプラットフォームを開き、メニューバー「ファイル」 ⇒「データフォルダを開く」を選択します。

手順2

「MQL4」フォルダ内にある「indicators」フォルダに遷移してください。「indicators」には既にMT4で使えるインジケーターが格納されています。

「indicators」フォルダ内に、ダウンロードしてきた「CM_Strength.ex4」をコピー&ペーストで保存します。

手順3

インジケーターをMT4に反映させるために、MT4を再起動(もしくはインジケーターの更新)すれば、ナビゲーター内に表示されるようになります。

あとは導入したインジケーターを選択し、使用したいチャート画面にドラッグすれば、導入完了です。

通貨強弱インジケーターを活用したトレード戦略

通貨強弱インジケーターを実際に活用したトレード戦略として、トレンド相場とレンジ相場のケースに分けて解説します。

トレンド相場の順張り戦略

通貨強弱インジケーターで強い通貨と弱い通貨が明確に分かれている通貨ペアは、トレンド相場になりやすい傾向があるため順張り戦略が有効です。

例えば以下のドル円5分足のチャートではドル(緑ライン)が強く、円(赤ライン)が弱い状態が続いており、上昇トレンドを形成しています。

トレンドが確認できたら、安値を結んだトレンドラインとサポートラインが重なるタイミングを狙って押し目買いを仕掛けます。

利確の目標は過去に意識されたレジスタンスラインや高値付近を参考に、損切りはサポートラインより下の位置に設定します。

損切りについてはFintokeiの「ストップロスリミット」ツールを活用すれば指定した価格で損切りした場合の損失額が自動計算されるため、リスク管理の手間が省けて便利です。

レンジ相場の逆張り戦略

通貨強弱が均衡している場面では、相場に方向感が出にくくレンジ相場になりやすい傾向があるため、サポートラインやレジスタンスラインを活用した逆張り戦略が効果的です。

以下のユーロ/円のチャートでは、通貨強弱が均衡しており同じ価格帯で何度も反発している様子が確認できます。

エントリーはサポート・レジスタンスラインに近づいたタイミングで、ストキャスティクスを活用し、売られすぎなら買い、買われすぎなら売りを狙います。

利確は対向のラインを目安に、損切りはエントリーしたラインよりも外側に設定しましょう。

また、Fintokeiの「ピップ値」ツールを使えば通貨ペアやロット数を入力するだけで必要証拠金や通貨換算額を自動計算できるため、レンジ相場内でのリスク管理も効率的に行えます。

通貨強弱インジケーターを活用する最適なタイミング

通貨強弱インジケーターを効果的に活用するのに最適なタイミングとして、以下の2つが挙げられます。

  • 市場が活発になる時間帯(欧州~NY時間)
  • 重要経済指標発表の後

市場が活発になる時間帯(21時〜翌2時頃)

1つ目は、欧州市場(ロンドン市場)と米国市場(ニューヨーク市場)が重なる時間帯である日本時間で21時〜翌2時頃です。

ロンドン市場とニューヨーク市場、2つの市場が重なる時間帯は取引参加者が最も多くなるため通貨の強弱がはっきりと表れやすくなるのです。

実際にドル円のチャートで確認すると、東京市場時間(8時〜17時頃)では円は弱い通貨を示しているものの他の通貨は均衡しており、明確な方向性が出ていません。

しかし21時以降になるとドルとカナダドルが強く、円が弱い通貨となっているため、ドル円では買いが優勢となり上昇トレンドが形成されていることが分かります。

重要経済指標発表の後

2つ目は、米国雇用統計やFOMCの金利発表など重要経済指標発表の後です。

経済指標の発表内容が市場予想と大きく異なる場合、売買が一方向に偏ることによってトレンドが急激に発生しやすくなります。

例えば、2025年3月17日に発表された「米小売売上高(前月比)」は予想を大きく上回る結果となりました。

発表後のドル円のチャートを見てみるとドルの強さと円の弱さが明確になり、通貨強弱の差がはっきりと表れています。

したがって指標発表後の強弱の動きを見てエントリーすれば、トレンドに乗った効率的なトレードが可能になります。

Fintokeiの経済指標カレンダーを使えば、今後の重要な指標と発表時間を一覧で確認できるため、経済指標にも注意してトレード計画も立てるようにしましょう。

まとめ

この記事では、Fintokeiで使える通貨強弱インジケーターについて、導入方法や実際の取引での活用方法も含め詳しく解説しました。

通貨強弱インジケーターを使うことで、相場の中でどの通貨が強くてどの通貨が弱いかを視覚的に把握できるため、明確なトレンドを捉えやすくなってトレードがさらに効率的になります。

Fintokeiは通貨強弱インジケーターを簡単に導入できる環境が整っており、無料トライアルでリスクなく始められることから、初心者にも安心してトレードを学べる最適なプラットフォームといえるでしょう。

さらに学習ツールや経済指標カレンダー、取引計算ツールと組み合わせることで通貨強弱インジケーターの効果をさらに高めることもできます。

通貨強弱を活用した確かなトレードスキルを身につけたい方は、まずはFintokeiでトレードを体験してみてください。

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