【大会後インタビュー】「知の王座決定戦〜挑戦の秋〜」第2位:Arcanaさん

2024年11月開催「知の王座決定戦〜挑戦の秋〜」へご参加いただいた皆様お疲れ様でした!

この度見事、大会第2位を飾ったArcanaさん(@Arcana_FXへ、大会後インタビューをお伺いさせていただきました。

※Fintokeiのデモトレード大会は娯楽を目的としており、当社のプロダクトであるチャレンジプランなどと比べてよりカジュアルに参加できる内容であることを予めご了承ください。


1)大会入賞、おめでとうございます!今回の勝利に結びついた取引戦略と、辿り着くまでについて教えていただけますか?

デモトレード大会は期間が限られており、また取引に特有のルールが設けられていることが多いです。今回も同様で、特に5%を超えるドローダウンの制限が大きな制約となると感じました。通常、ドローダウンの制限を守りながら利益目標を達成するには、ローリスク・ローリターンのトレードを積み重ねることが王道ですが、大会という特殊な環境では、ランキング上位に食い込むために大きな利益を上げているライバルたちと競り合わなければなりません。そのため、ハイリスク・ハイリターンのトレードに挑戦する必要がありました。私が選んだ戦略はまさにそのようなハイリスク・ハイリターンの取引で、これが今回の勝利に結びついた要因です。

しかし、さらに順位を安定させるためには、ローリスク・ローリターンのスキャルピングを加えることが効果的でした。この戦略を、ライバルたちの利益率を見ながら調整しつつ実行することで、最終的に2位という結果を達成することができました。


2)大会全体を通じて、どのようにリスク管理し、取引ポジションの収益性を維持しましたか?また遵守した具体的なリスク管理手法や原則はありますか?

ハイリスク・ハイリターンのトレードを主体に行ったため、基本的にはリスク管理を優先しませんでした。

しかし、リスク管理の一環として、積極的にトレードを行わず、取引回数を絞ることが有効な戦略だったとも言えます。


3)市場は常に不安定で予測できない状況が多くありますが、 大会中に直面した困難な状況の例と、それを切り抜けた方法を教えていただけますか?

非常に近い利益率で競っているライバルが、私より僅かに高い順位にいるタイミングがありました。その際、どのような戦略で挑むべきか、あるいは挑まないべきか悩ましい局面でした。

仮に私が自力で利益率を上げてライバルを追い抜けなかった場合でも、そのライバルがランキングの利益率を監視している可能性を考えると、私が利益率を少し変動させることで、ライバルに「差を広げなければ」という心理が働くでしょう。

その結果、ライバルが焦って大きなミストレードを犯し、利益率を大きく下げることも考えられます。大会では、特に利益率やランキングが公表されている場合、こうした心理戦が重要な要素となるため、取るべき戦略は単なるトレードにとどまりません。


4)トレーダーにとって重要となるマインドセットですが、特に大会中で厳しい瞬間にトレードの意思決定を行う際、どのように感情と規律を維持しますか?

スマホとパソコンの電源を切り、ポジションへのアクセス手段を遮断することで、意思の介在を排除します。これにより、当初の予定通りの運用が確実に実行できると期待できます。


5)トレード争いに勝つためには適応性が必要とされますが、市場状況の変化や予期せぬ展開に応じて戦略をどのように調整しましたか?

ポジションの保有時間を短縮することで、サプライズイベントによるリスクを最小限に抑えました。


6)Fintokeiのデモトレード大会に参加して得た教訓はありますか?

Fintokeiのデモトレード大会では取引できないビットコインの話になりますが、ビットコインもはじめは無価値でした。ですが、今では10万ドル近くまでの暴騰の懸念を経て、その金融資産としての存在感は明らかです。

ここで伝えたいことは、トレードは本来投資的であるべきだということです。私が今回採用したハイリスク・ハイリターンのトレード戦略は、あくまでデモトレード用の方法に過ぎません。この方法は理想的なアプローチではなく、実際、過去のデモトレードでは何度も失敗を重ねました。長期的には絶対値段が上がるという銘柄を見定めて、自分の精神が過剰に揺さぶられない程度のリスクを取ってポジションを持つべきだと、私はFintokeiのデモトレードを通じて学びました。


7)大会全体を通して楽しんでいただけましたか?その場合、特によかった点について教えてください。

毎回賞品が多彩なのが良いですね。ありがとうございました。


8)今回の大会での勝利を踏まえ、今後も参加される予定ですか?その場合、理由は何でしょうか。

また参加したいと思います。まだ参加者が多すぎないのも良いですね。


9)次回の大会へ参加を考えているトレーダーの方に向けてアドバイスをお願いします。

ローリスク・ローリターンのトレードを主体とする場合でも、ハイリスク・ハイリターンのトレードを主体とする場合でも、基本的にはデモトレードという環境で行っているため、「ノーリスク」であることは重要なポイントです。賞金や賞品といった要素を考慮すると、リスクゼロの状態でリターンを得ることができるという非対称性が生まれます。この特性をうまく活用することが、成功の鍵となります。それでは対戦よろしくお願いします。


Arcanaさん、大会入賞者としての貴重なご感想をありがとうございました!

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