【損切りできない人必見】損切りができるようになる3つの対策方法を紹介!
損切りとは、損失を受け入れてさらなる損失を防ぐために必要な取引判断であり、トレーダーとして生き残り続けるために必須のスキルです。
特にFintokeiのように損失率に制限がある場合はなおさら重要であり、損切りをできるかできないかがプロトレーダーになれるかに大きく影響します。
しかし、損切りができる人もいれば、どうしても損切りができずに苦労してしまう人もいるのが事実です。
「損切りができなくなってしまう原因を知りたい。」
「損切りができるようになるための解決策を知りたい。」
「損切りができる人もいる」と聞くと上記のような疑問を感じる方も多いのではないでしょうか?
結論、感情にトレード判断が左右されたり、トレードルールを明確に決められなかったりすることが損切りができなくなってしまう最大の原因です。
ただし損切りができない理由を理解し、適切な対策ができれば、誰でも損切りをできるようになります。
この記事では、損切りができる人とできない人の違いや、損切りをスムーズに行うための具体的な方法について、以下の6つの項目で解説します。
- Fintokeiでは損切りがなぜ重要なのか?
- 損切りができる人に共通する3つの特徴
- 損切りができない人になってしまう2つの理由
- 損切りができる人になるための3つの解決策
- Fintokeiのトレードで損切りを設定するコツ
- まとめ
Fintokeiでプロトレーダーを目指す
Fintokeiとは、個人トレーダーがプロトレーダーに挑戦する場を提供しているプロップファームです。
Fintokeiでは、デモ環境を使って仮想資金を運用していき、損失率を抑えつつ、一定以上の利益率を達成することでプロトレーダーになることができます。
Fintokei公認のプロトレーダーになると、データ提供料としてデモ口座における取引利益額をもとに報酬がトレーダーへ支払われます。
初期の取引資金や価格が異なる豊富なプランがFintokeiでは用意されており、最低1万円台からプロトレーダーへの挑戦を始められるのです。
また、動画の学習コンテンツが用意されていたり、ブログでトレードの基礎知識が学べたりとトレーダーへの教育に力を入れている点もFintokeiの強みです。
無料トライアルも実施していますので、ぜひFintokeiのサービスを体験してみてください。
Fintokeiについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫プロップファームFintokeiとは?おすすめする理由や始め方を紹介!
Fintokeiでは損切りがなぜ重要なのか?
Fitnokeiでは、損切りを適切に行わなければすぐに失格になってしまう可能性が高いため、損切りが重要です。
Fintokeiが提供しているプランでは、一日および取引全体の最大損失率に制限があります。全チャレンジプランの最大損失率の条件について以下の表にまとめました。
プラン名 | 一日の最大損失率 | 取引全体の最大損失率 |
チャレンジプラン | -5% | -10% |
速攻プロプラン | なし | -10% |
入門プラン | -5% | -10% |
例えばチャレンジプランでは、一日の損失率を-5%、取引全体の損失率を-10%以内に抑えなければ失格となってしまうのです。
さらに価格が戻ると信じて損切りをせず含み損を抱え続けると、取引チャンスを逃してしまうので、プロトレーダーになるための利益目標を達成することも困難になります。
したがってFintokeiのプランで安定してプロトレーダーを目指すためには、適切に損切りを行うことが重要なのです。
損切りができる人に共通する3つの特徴
損切りができる人には、以下3つの共通する特徴があります。
- 危機管理の意識が高い人
- トレードルールを明確に決められている人
- 感情に左右されない人
その1:危機管理の意識が高い人
損切りができる人は、相場では常に予測できないことが起こりうると理解しており、常に不測の事態に備えておく必要があると理解しています。
相場がどんなに好調でも、一瞬で反転し、急激な下落を迎えることがあります。そのことを理解できているので、リスクを警戒して損切りを実行できているのです。
またトレードを続けていると、予測不能な相場変動によって誰でも一度は大きな損失を出してしまうことがあります。
予測不能の事態による損切りを運の悪さと捉えるのではなく、失敗や教訓と捉え、同じミスを繰り返さないように心掛けていることからも、危機管理の意識が高くなっていくのです。
その2:トレードルールを明確に決められている人
損切りができる人は、損切りや利益確定も含めたトレードルールを事前に決められているので、損切りをルール通りに実行できています。
事前に「価格が一定のラインを下回ったら必ず損切りをする」と決めていれば、相場が急落した時にも冷静、迅速な対応が可能です。
逆にルールが曖昧だったり、その場の判断に任せたりすると、損切りのタイミングを逃してしまったり、損切りをしたくなくなったりする可能性が高まります。
事前にトレードルールを決めているからこそ、予期せぬ事態が起きて慌てることがなく、冷静に損切りをできるのです。
その3:感情に左右されない人
適切にトレードルールを決められていても、感情が原因でルール通りに取引できない人がいることも事実です。
したがって、損切りができる人には感情に左右されずに取引ができるという特徴もあります。
利益を期待する気持ちや、損失を受け入れたくない気持ちに引っ張られすぎて、トレードがうまくいかなかった経験がある人も多いことでしょう。
これは一つのトレードの結果に固執してしまって、長期的な成功に目を向ける姿勢が欠けていることが原因なのです。
損切りができる人は、長期的にトレードで利益を得るために、感情的にならずに取引ごとに気持ちを切り替えられています。
損切りができない人になってしまう2つの理由
損切りができるようになるためには、なぜ損切りができない人になってしまうのかその理由を理解しておかなければなりません。
損切りができない人になってしまう以下2つの理由について、詳しく解説していきます。
- トレード判断が感情に左右されてしまうから
- トレードルールがしっかりと定まっていない
その1:トレード判断が感情に左右されてしまうから
損切りができない最大の原因は、感情任せに取引判断をしてしまうからです。
例えば損失を確定することへの心理的抵抗によって、損切りを先延ばしにしてしまうことが損切りができない人によくありがちなケースです。(プロスペクト理論)
さらに含み損を抱えたまま取引に費やした時間を考えると、ますます損失を確定することが嫌になり、損切りができないという悪循環に陥ってしまうのです。(サンクコスト理論)
他にも自分のトレード戦略を正当化するために偏った情報を集めたり(認知的不協和)、最初に得た情報に引きずられてしまったりする(アンカリング効果)点も、損切りができない人には共通しています。
損切りができない人が陥りがちな感情については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
その2:トレードルールがしっかりと定まっていない
トレードルールが不明確であったり、そもそも用意していなかったりすると、判断が遅れ、適切なタイミングで損切りができなくなります。
特に資金管理に関するルールが定まっているかどうかは、損切りができるかできないかに大きく影響を及ぼします。
資金管理に関するルールが明確でないと、1トレードの損失にばらつきができ、勝率は高いはずなのに取引全体で負けているといった状態に陥ってしまうのです。
またトレードルールがないゆえにどのタイミングで損切りをするべきか迷った結果、損切りを先延ばしにしてしまうなど、心理的にも大きな影響も及ぼします。
資金管理の重要性については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
損切りができる人になるための3つの解決策
損切りができない人でも、しっかりと対策さえ行えば損切りができるようになります。
損切りができるようになるために、以下3つの解決策を試してみてください。
- 資金管理のルールを決めて徹底的に守る
- 焦ってエントリーをしない
- 損切りの原因を冷静に分析する
その1:資金管理のルールを決めて徹底的に守る
事前に明確な資金管理のルールを決めて、それを徹底して守ることで必ず損切りができるようになります。
資金管理のルール自体に明確な正解は無く、トレードスタイルや性格によって合う合わないがあるので、以下の例を参考にして用意してみてください。
- 1取引の損失額をトレード資金の2%にする
- 少額か余剰資金から始める
- 1日の許容損失額を設定する
- 損切りラインを事前に決め、先延ばしにしない
もし資金管理ルールについて悩んでいる方は、1取引の損失額から決めることがおすすめです。
1取引の損失額を決めることで、損切りラインも簡単に決められるようになりますし、1日の取引回数を掛ければ1日の許容損失額も算出できます。
1取引の損失額を決める際に役立つ考え方ついては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫資金管理の2%ルールとは?利用するメリットや実践方法を解説!
≫デイトレードは特に資金管理が重要!デイトレードで活用できる資金管理方法を紹介!
その2:焦ってエントリーをしない
焦らずに期待値の高いエントリータイミングを待つことで、心理的に負担の高い損切りは必然となくなります。
期待値の高いエントリーとは、リスクとリターンのバランス(リスクリワード)が取れた取引を指します。
リスク(損切り)1対リワード2(利益確定)以上がリスクリワードの目安だと考えてください。
さらに、リスクリワードを意識することで勝率へのこだわりが薄くなり、損切りに対する抵抗も少なくなります。
リスクリワードの高い取引タイミングを焦らずじっくりと待った上で、ルールに沿った取引を続けていきましょう。
リスクリワードの重要性については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫トレードで重視するべきなのはリスクリワードと勝率のどっち?
その3:損切りの原因を冷静に分析する
損切りをした際、感情的になって原因を見ないふりをしてしまう人も少なくありません。
なぜ損切りになったのか、その原因をしっかりと分析し、次の取引に活かすことが大きな損切りを避けるためにも重要なのです。
損切りについて分析をする際は、以下のポイントに注目してみましょう。
- 損切りをルール通りにできたか、できなかったか
- 損切りのタイミングは適切だったか
- 損切りをする際に心理的な葛藤があったか、あればなぜ生じたのか
- この損切りを今後の取引に活かすためにはどうしたらよいのか
Fitnokeiのトレーダー向けページであるMyFintokei(マイフィントケイ)では、以下のような取引実績も細かく確認できるので、分析にぜひ活かしてみてください。
MyFintokeiについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫MyFintokei(マイフィントケイ)の使い方や見方を解説
Fintokeiのトレードで損切りを設定するコツ
Fintokeiの取引では独自のトレードルールを守らなければいけないので、損切りのルールに関してもFintokeiに合わせる必要があります。
まずはFintokeiで決められている最大損失率の条件と、自分のトレードの勝率から1回の取引で許容できる損失率を決めておきましょう。
例えば勝率が40%程度のトレーダーの場合、1回の取引の損失率はトレード資金の1%以内に抑えておくと安全です。
したがって初期資金200万円のクリスタル(チャレンジプラン)に挑戦する場合、1取引の許容損失額は2万円(200万円×1%)となります。
そして決めた許容損失額をもとに逆指値注文を設置して、機械的に損切りをできるようにしましょう。
ただし、Fintokeiの取引ではスプレッドに加えて取引手数料がかかるので、それらのコストを考慮したうえで余裕を持ったレートに損切り注文を設定しましょう。
まとめ
この記事では、Fintokeiでの損切りの重要性から、損切りができる人とできない人の違い、損切りができるようになるための具体的な解決策まで解説しました。
損切りは、トレーダーとして生き残り続けるために必須のスキルであり、Fintokeiのように損失率に制限がある場合はなおさら重要です。
損切りができない理由をまずは自己分析してみて、損切りができる人との差を理解して自分に最も合った解決策を試してみてください。
損切りを習慣化して冷静かつ計画的な取引ができるようになれば、Fintokeiのプロトレーダーへの道が開けるでしょう。