テクニカル分析とは、チャートから価格動向を予測する分析方法であり、トレード初心者から上級者まで多くのトレーダーに活用されています。

「テクニカル分析はそもそも勉強する必要があるのか」

「テクニカル分析ってどうやって勉強すればいいのか」

テクニカル分析の勉強と聞くと、上記のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?

結論として、テクニカル分析が実際の相場で効果を発揮する場面が多くあり、勉強することでトレードスキルをさらに高められます。

またテクニカル分析を学ぶための方法は豊富にあり、初心者の方でも独学で学べます。

この記事ではテクニカル分析の勉強について、以下の5つの項目で詳しく解説していきます。

  •  テクニカル分析とは?勉強する必要があるのか?
  •  テクニカル分析を勉強する3つのメリット
  •  テクニカル分析を勉強する際の4つのステップ
  • テクニカル分析の4つの勉強方法
  •  テクニカル分析を勉強する際の3つのコツ

 テクニカル分析とは?勉強する必要があるのか?

テクニカル分析とは、チャート上の過去の価格情報をもとに、将来の価格動向を予測する分析方法であり、初心者から上級者まで多くのトレーダーに活用されています。

しかし一部の人からは、テクニカル分析は機能しない、そもそも値動きを予測できないなどの理由から、テクニカル分析は意味がないと言われることがありますが、それは誤解です。

もちろん、テクニカル分析で値動きを完全に予測することは不可能ですが、テクニカル分析が効果を発揮する場面は多くあるのです。

したがってテクニカル分析を勉強することは、トレーダーにとって非常に意味のある取り組みであるといえます。

テクニカル分析が意味がないといわれる理由については、以下の記事で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。

テクニカル分析は後付け理論で意味がないのか?理由や活用方法を徹底解説

 テクニカル分析を勉強する3つのメリット

 テクニカル分析を勉強することには、以下の3つのメリットがあります。

  • 実践ですぐに活用できる
  • 勉強方法が豊富にある
  • トレーダーの心理を理解できるようになる

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

メリット1:実践ですぐに活用できる

1つ目のメリットは、テクニカル分析を勉強すると実践ですぐに利用できる点です。

テクニカル分析では、チャートを分析する分析方法であるため、直感的かつ視覚的に分かりやすく、初心者から上級者まで全てのトレーダーが比較的簡単に理解できます。

また1つの知識単体でも相場で機能する場合もあるため、テクニカル分析の勉強を始めたての方でも実践ですぐに利用できます。

メリット2:勉強方法が豊富にある

2つ目のメリットは、テクニカル分析の勉強方法が豊富にある点です。

テクニカル分析に関する書籍が数多く出版されており、さらにウェブサイトや動画サイト上にも情報が豊富に提供されています。

基礎的な知識から応用的なテクニックまで、幅広いレベルの情報が誰でも簡単に手に入れられる環境が整っているため、自分の知識レベルに合わせた勉強方法が選択可能です。

メリット3:トレーダーの心理を理解できるようになる

3つ目のメリットは、テクニカル分析を勉強することでトレーダーの心理を理解できるようになる点です。

テクニカル分析は、多くのトレーダーに利用されているため、チャート上にはテクニカル分析を意識したトレーダーの心理が反映されています。

テクニカル分析を勉強して、トレーダーの心理を理解することで、相場のムードやトレンドに対して敏感になり、相場でより有利に立ち回れます。

トレードにおけるメンタルコントロールの重要性やメンタル管理法を解説

 テクニカル分析を勉強する際の4つのステップ

 テクニカル分析は、以下の4つのステップで勉強をすると効率よく身に着けられます。

  • 基礎知識を学ぶ
  • チャートで確認してみる
  • 実践をする
  • トレード結果を振り返る

それぞれのステップについて詳しく解説していきます。

ステップ1:基礎知識を学ぶ

まずは テクニカル分析に関する基礎知識を学びましょう。テクニカル分析には、大きく分けて以下の2つを活用した分析があります。

  • トレンド系インジケーター
  • オシレーター

トレンド系インジケーターは、相場の方向性を把握できるインジケーターであり、オシレーターは相場の加熱感を判断できるインジケーターです。

それぞれのインジケーターは相場のエントリーポイントや反転ポイントを見極めるのに役立ちますが、使いこなすためには仕組みをしっかりと理解しておかなければいけません。

基礎知識を学ぶ際は、インジケーターの仕組みや、インジケーターが何を表していて、どのような場面で利用できるのかを学ぶことを意識してみましょう。

トレンド系インジケーターとオシレーターを活用したテクニカル分析に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

テクニカル分析で活用されるトレンド系インジケーターとは?具体的な活用方法も解説!

テクニカル分析で活用されるオシレーターとは?具体的な活用方法や注意点を解説!

ステップ2:チャートで確認してみる

一通り基礎知識の勉強を終えたら、チャートを見て基礎知識が実際の相場でも効果的なのか確認してみましょう。

実際のチャートを見ながら、学んだチャートパターンやインジケーターのサインがどのように現れるのかを観察してみてください。

またその際は、どのタイミングでエントリー、決済をすればいいのか実際のトレードを想定することも重要です。

チャートで確認したうえで、相場で機能することが分かった分析方法を自身の取引戦略に組み込むとよいでしょう。

トレード手法の作り方は?検証を行う上での注意点も徹底解説

ステップ3:実践をする

自身の取引戦略に取り入れるべきテクニカル分析方法を確立できたら、実際の相場で実践していきましょう。

実際の相場で活用してみることで、実践ではどのように利用できて、どのような場面でうまくいかないのか身をもって学べます。

身をもって学んだ知識は忘れにくいため、実践に勝る勉強方法はないといってもいいでしょう。

最初からリアルトレードをすることが不安だという方は、バーチャルマネーを使ったデモトレードを利用してみるのもいいでしょう。

ステップ4:トレード結果を振り返る

勉強で勝てると感じたテクニカル分析でも負けてしまうことがあるため、実践でテクニカル分析を試した後は、トレード結果をその都度振り返ることが大切です。

どんなに相場で勝てるテクニカル分析方法であっても、全ての相場で100%機能するとは限りません。

どのような場面でテクニカル分析が機能しなかったのかを明確にし、分析・改善をすることで、より取引手法を洗練することができます。

成長型マインドセットを育てるための自己認識と反省の重要性

 テクニカル分析の4つの勉強方法

 テクニカル分析の基礎知識は主に以下の4つの方法で勉強できます。

  • 本を読む
  • 動画を見る
  • 勉強アプリを活用する
  • セミナーやスクールに参加する

それぞれの勉強方法について詳しく解説していきます。

その1:本を読む

テクニカル分析の勉強方法の一つとして、本を読むことは古典的な方法ですが、依然として有益な手段です。

数々のテクニカル分析に関する本が出版されており、基礎的なものから応用的な内容を取り扱っているものまでその種類は豊富です。

したがって自分の知識レベルに応じた本を選ぶことで知識を段階的に深められます。

また初心者の方は幅広い知識を得るためにも、基礎知識から実践で活用できるテクニックが一冊でまとまっている本を選ぶことがオススメです。

その2:動画を見る

インターネット上には、テクニカル分析の基礎や実践での利用方法を紹介している動画が数多くあり、動画をみてテクニカル分析を勉強することもオススメです。

動画は書籍とは異なり、画像が豊富に使いこなされていたり、音声での解説も入っていたりするため、視覚的に分かりやすく、これから勉強をはじめたい方にオススメです。

また他のトレーダーがテクニカル分析を利用して相場を市況している動画を見て、異なる視点やアイデアを取り入れてみてもよいでしょう。

その3:勉強アプリを活用する

過去の相場を元にしたクイズ形式やデモトレードのような形でテクニカル分析を勉強ができるアプリが多数サービス開始しています。

勉強アプリを活用するメリットの一つは、隙間時間を利用して手軽に勉強ができる点です。

スマートフォンやタブレットを使っていつでも学べるため、外出時はアプリで勉強し、家では学んだ知識を実践で利用するという使い方ができます。

その4:セミナーやスクールに参加する

テクニカル分析を勉強できるセミナーやスクールが多数開催されています。

セミナーやスクールに参加する主なメリットは、実践で使えるテクニカル分析に関する知識を経験豊富なプロのトレーダーから直接勉強できる点です。

またプロのトレーダーに相談や質問ができる機会がある場合もあるため、現在うまくいっていないトレーダーはトレードを改善するためのアドバイスを受けることも可能です。

 テクニカル分析を勉強する際の3つのコツ

テクニカル分析を勉強する際は、3つのコツを意識するようにしましょう。

  • 自分に合ったものを見つける
  • 他の分析方法も組み合わせる
  • テクニカル分析を信用しすぎない

その1:短期間で分析方法を変えすぎない

テクニカル分析を勉強する際の1つ目のコツは、短期間で分析方法や手法を変えすぎないことです。

テクニカル分析にはさまざまな分析方法が存在し、全てを使いこなすことは難しく、また必ずしもすべてが自分に合うわけではありません。

しかし一度分析方法が合わなかったからといって、分析方法を変えすぎてはいけません。

まずは自分が興味を持ったテクニックや手法を選び、1つのものをコツコツと継続的に学び続けるようにしましょう。

新たな分析方法を試すことも大切ですが、すぐに結果が出るとは限らないため、短期間でころころと手法を変えることは避けるべきです。

その2:他の分析方法も組み合わせる

テクニカル分析を勉強する際の2つ目のコツは、ある程度実践で活用できるようになったら、ファンダメンタル分析など、他の分析方法と組み合わせてみることです。

ファンダメンタル分析は、経済指標から価格動向を分析する方法であり、テクニカル分析とは異なる視点で相場を分析できます。

テクニカル分析とファンダメンタル分析を組み合わせることで、より相場の全体像を把握でき、正確なトレードの意思決定が可能となるのです。

テクニカル分析とファンダメンタル分析の使い方に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

テクニカル分析とファンダメンタル分析どっちを使うべき?使い分け方を解説!

その3:テクニカル分析を信用しすぎない

テクニカル分析を勉強する際の3つ目のコツは、テクニカル分析を信用しすぎない事です。

テクニカル分析は相場のトレンドや価格パターンを分析でき、非常に役に立つ相場分析方法ですが、100%勝てるわけではありません。

テクニカル分析による情報やシグナルに100%の確信を持ちすぎることは避け、失敗した場合と成功した場合のトータルで利益を得られるかどうかを意識するようにしましょう。

まとめ

テクニカル分析の勉強方法について、勉強する際のステップから、勉強方法、コツに至るまで詳しく解説しました。

テクニカル分析の勉強方法の種類は豊富にあるため、初心者の方でも実践で役立つ知識を独学で充分学べます。

テクニカル分析の基礎知識は実践ですぐに活用でき、知識が深まるとトレーダーの心理がチャート上から読み取れます。

したがってまずはテクニカル分析を勉強し、ある程度知識が身に付いたら、他の分析方法と組み合わせて、より分析の精度を高めるとよいでしょう。

テクニカル分析はトレード初心者でも学びやすいため、トレードスキルを上達させたいという方は是非、自身に合った勉強方法を選んで一度学んでみてはいかがでしょうか。

Fintokeiで認定プロトレーダーとなって定期的に報酬を獲得するために、損失の仕組みや最高水準(HWM = High-Water Mark)について理解しましょう。

チャレンジプランでステップを踏んで市場に挑む場合、または評価プロセスなしの速攻プロプランですぐに希望するデモ資金を運用する場合、どちらでも損失を管理することは非常に重要です。Fintokeiでは、トレーダーを評価する主な指標として損失率に注目しており、この限度を超えることは重大なルール違反とみなされ、評価プロセスの失格や口座の閉鎖につながります。

各プランには、それぞれ許容される損失率、つまり損失を計算する独自の方法があります。選んだプランに応じてこれらの計算方法がどのように異なるかを詳しく知り、安全な範囲内で取引できるよう準備を整えましょう。

2種類の損失率について

Fintokeiは本物のトレーディングの才能を見出し、プロフェッショナルな環境へ導くことに尽力しています。優秀なトレーダーとして、リスク管理と損失を最小限に抑える能力

が必須であるため、損失率は評価対象としての最も重要な指標です。Fintokeiでは損失率を2つの異なる方法で条件付けしています:

  • 1日の損失率 ※チャレンジプランのみ
  • 全体の損失率

まずは1日の損失率から解説していきます。

1日の損失率とは

1日の損失率とは、1日の間に取引口座で許容される最大損失のことです。この限度*を超えると、ルール違反と見なされ、取引口座や評価プロセスが失格となります。(*1日の間に1回でも損失率が-5%を下回る事)

詳しい計算方法は以下よりご確認ください。

よくあるご質問「損失率はどのように計算されますか?」

全体の損失率とは

全体の損失率は、すべてのプランに適用される指標です。速攻プロプランの場合は、サーバー時間午前0時に取得される有効証拠金のうち最も高い記録から、チャレンジプランの場合は、口座の初期資金から計算されます。チャレンジプランと速攻プロプランの両方において、全体の損失率は-10%です。原則は同じですが、計算方法は各プランで異なります。詳しい計算方法は以下よりご確認ください。

全体の損失率1日の損失率
チャレンジプラン-10%-5%
速攻プロプラン-10%なし

よくあるご質問「損失率はどのように計算されますか?」

最高水準(HWM = High-Water Mark)について

最高水準は、特定の口座で達成された最高資金額を指します。

より具体的に、最高水準は、速攻プロプランの口座上で、毎日サーバー時間0時時点で記録された有効証拠金の中で、最も高い記録を意味します。こちらの最高水準値は更に高い有効証拠金を記録した場合にのみ更新され、減少することはありません。お客様の利益が口座から支払いされた場合にのみ、最高水準値は再計算されます。

ただし例外として、速攻プロプランの口座で報酬獲得を申請した場合、利用可能な資金総額が実質的に減少するため、最高水準も更新されます。報酬申請がトレーディング指標や戦略にどのように影響するのか明確にするため、更新方法について例を挙げて説明します。

よくあるご質問「最高水準(HWM = High-Water Mark)とは?」

計算結果はMyFintokeiで確認

1日の損失率、全体の損失率、最高水準を注視するのは賢明な判断であり、数値を紙にメモしてモニターなどに貼るのも一つの方法ですが、MyFintokei上で全ての指標を確認するのが一番効率的です。MyFintokeiでは、重要なこれらの値をすべて自動的に算出する機能を備えています。MyFintokeiには無料トライアル版を含むいずれかのプランに登録することでアクセスできるようになり、取引の管理を簡素化するだけでなく、効率的かつ効果的に取引が数値内に収まっているかを一目で確認できます。

まとめ

Fintokeiでは、お客様が本質的に持つトレーディングの才能を引き出し、正しい情報と規律あるトレーディング習慣を提供し、成功を手にすることができることを示すことに尽力しています。しかし成功するトレーディングは、やみくもに取引を実行して成功を祈るだけでは叶いません。

プロを目指すトレーダーと運任せなトレーダーとの違いは、綿密かつ合理的な姿勢にあります。賢く取引し、しっかりと考えられた計画に従い、そして優れたリスク管理を最重要視して実践することが成功の基盤となるため、この記事で解説したような損失率の指標がすべてのプランにおいて極めて重要なのです。取引を行うことだけが重要なのではなく、投資を保護し、トレーディングの可能性を最大限に引き出す賢い判断をすることが鍵となります。

本日は皆様へFintokeiプロトレーダーによる素晴らしい実績状況のご報告です。

サービス開始から半年が経った2023年7月現在ですが、Fintokeiプロトレーダーの報酬支払い額は数百万円を超え、総額で億となるデモ資金口座を提供していますことをお伝えいたいします。

まだあまり日本では浸透していないプロップトレーディング業界にも関わらず、挑戦していただいているトレーダーの皆様による後押しとご愛顧により、少しずつではありますがFIntokeiのサービスが浸透しております。

私たちはプロップトレード業界を率いる先駆者として、ご利用いただいている皆様との信頼関係を第一としており、できる限り情報を開示することが大切と考えています。

この場を持って改めてFintokeiをご利用の皆様へ、心より感謝申し上げます。

日頃よりご愛顧いただいている皆様のおかげで、2024年1月23日をもってFintokeiはサービス開始から1周年を迎えることができました。

今回の記事では皆様への感謝を示すとともに、特別に期間限定クーポン情報もご用意させていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください。

これまでの取り組みと成果

この節目の日を迎えるにあたり、これまでの取り組みと成果を振り返ってご紹介します。

プロップトレーディング業界を前進

まだ日本国内では馴染みのない業界を先駆け、より多くのトレーダーの皆様へお届けできるよう取り組んでまいりました。そして最先端のトレードへ挑戦してくださる皆様とともに、サービスの認知とユーザー数を今現在も日々伸ばし続けています。

40億円を超える資金提供

サービス開始からこれまで実際に支払い申請が可能となるチャレンジプランのプロトレーダー口座と速攻プロ口座の初期資金額だけで、すでに40億円を超える金額に到達いたしました。今後もより多くのトレーダーの方々へ個人資金にとらわれない取引の機会をご提供し続けます。

フィードバックをもとにした改善改良

皆様からの大変貴重なご意見を常に率直かつ真摯に受け止め、サービス開始時よりアップデートを重ね、より良いトレーディング環境のご提供ができるよう取り組んでいます。今後もトレーダーファーストで、サービスを提供できますよう改善改良を進めてまいります。

1年間のマイルストーン

これまでの歩みを時系列に振り返っていきます。

新たにミニプランが登場

サービス当初は「ルビー」「サファイヤ」「エメラルド」のみだったチャレンジプランの仲間に、よりお手頃価格として新たに「クリスタル」「パール」の2つが加わりました。

日本初のプロップトレード大会

「スタートダッシュ!デモトレード大会」を皮切りに、月次で大会を開催し続けており、毎月多くの方へご参加いただいています。

取引条件をアップデート

トレーダー優先の環境を提供するため、より好条件でお取引いただけるようにアップデートを行いました。

速攻プロプランの誕生

プロへの最短距離として「速攻プロプラン」が誕生し、さらに幅広い選択肢でプロップトレーディングをお楽しみいただけるようになりました。

Fintokei公式X(旧Twitter)フォロワーが1,000人を突破

皆様からのご支援のおかげで、Fintokei公式X(旧Twitter)のフォロワー数が1,000人を突破いたしました。

大盛況のSNSキャンペーン

年末年始に行われた新春福袋キャンペーンでは、過去最高の反響をいただき盛況のうちに終えることができました。

過去最大の報酬額

1回当たりの報酬額として、過去最高となる約600万円という実績が誕生し、2週間足らずという短期間でも実際に報酬をお受け取りいただけることを証明しました。

1周年記念!期間限定23%OFFクーポン

このような節目の年を迎えられたことを祝し、皆様への感謝を表すため特別なクーポンをご用意いたしました。こちらのクーポンの有効期限は2024年1月23日〜25日までとなりますので、ぜひこの機会に期間限定の特別価格でお楽しみください。

1周年記念特別クーポン:
FINVERSARRY1 

※こちらのクーポンは「チャレンジプラン」のみ適用可能です

今後の展開予定

常に最先端のサービスを提供していくため、新機能の導入を常に見据えて計画を進めています。近日中には、暗号資産(仮想通貨)での支払い機能、待望のJPY通貨の増加プランを導入予定です。最新情報を楽しみにお待ちください。

これからもお客様と共に成功と成長に溢れた旅を歩めるよう邁進し続けますので、今後ともFintokeiをよろしくお願いいたします。

投資に興味があるけれど踏み出せない理由とは?

Fintokei a.s.(本社所在地:チェコ共和国、代表取締役社長:David Varga)は、20代~30代の男女を対象に「お金・資産形成の悩み」に関する意識調査を行いました。

物価高などもあり、お金のことで不安を覚えることもあるのではないでしょうか。
そのような中で、資産を増やす方法として投資に興味をもつ方もいるでしょう。
では、投資をしたことがある方はどのくらいいるのでしょうか?
また、投資にはどのようなイメージをもっている方が多いのでしょうか?

そこで今回、トレーディング教育と評価サービスを提供するFintokei a.s.は、20代~30代の男女を対象に「お金・資産形成の悩み」に関する意識調査を実施しました。

調査概要:「お金・資産形成の悩み」に関する意識調査

【調査期間】2024年8月6日(火)~2024年8月7日(水)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,007人
【調査対象】調査回答時に20代~30代の男女と回答したモニター
【調査元】Fintokei a.s.(https://www.fintokei.com/jp/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

お金のことで不安を感じている方は7割以上!お金について学びたいことの第1位は「投資」

はじめに、「現在、お金のことで不安を感じていますか?」と質問したところ、『感じている(44.1%)』『たまに感じている(29.0%)』『あまり感じていない(11.3%)』『感じていない(15.6%)』という結果となり、「感じている」と「たまに感じている」を合わせると、7割以上の方がお金のことで不安を感じていることが明らかになりました。

「感じている」「たまに感じている」と回答した方に「不安を感じている理由を教えてください(複数選択可)」と質問したところ、『収入が少ない(61.6%)』と回答した方が最も多く、『物価の高騰により支出が増えている(45.1%)』『貯蓄など資産が少ない(37.2%)』と続きました。

6割以上の方が収入が少ないことを理由としてあげており、さらに物価の高騰なども重なったため、思うように貯蓄などができないこともあり不安を覚えているようです。

続いて、「将来のために資産形成をしていますか?」と質問したところ、『している(33.2%)』『したいけれどできていない(42.7%)』『していないし、したいと思っていない(24.1%)』という結果となりました。

「している」と「したいけれどできていない」を合わせると、7割以上の方が資産形成を意識していることが明らかになりました。お金のことで不安を感じている方も7割以上いることから、お金のことで不安を覚え、資産形成を意識するようになった方も一定数いると考えられます。

「お金について学びたいと感じたことはありますか?」と質問したところ、6割以上の方が『はい(64.9%)』と回答しました。

「はい」と回答した方に「お金についてどのようなことを学びたいですか?(複数選択可)」と質問したところ、『投資(61.9%)』と回答した方が最も多く、『資金計画(58.5%)』『節約(44.7%)』と続きました。

6割以上の方が投資について学びたいと考えており、資産を増やす方法として特に投資を意識している傾向が示されました。

6割以上が投資をしたことがないと回答!リスクがあることや知識がないことが懸念点か

次に、投資についてうかがいました。

「投資をしたことはありますか?」と質問したところ、6割以上の方が『いいえ(61.5%)』と回答しました。

お金について学びたいこととしては投資が第1位にあげられましたが、実際に投資をしたことがある方は半数を下回る結果となりました。

「投資についてどのようなイメージをもっていますか?(複数選択可)」と質問したところ、『資産を増やすために有効(37.9%)』と回答した方が最も多く、『リスクがあるので怖い(34.0%)』『知識がないとできない(29.6%)』と続きました。

「資産を増やすために有効」という肯定的なイメージが第1位でしたが、続いてた「リスクがあるので怖い」「知識がないとできない」というイメージがあるため、実際に投資をすることには踏み出せていない様子がうかがえます。

デモ環境で投資を体験できるツールを使ってみたい方は4割以上!

続いて、投資を学ぶことについてうかがいました。

「どのようなものなら投資について学んでみたいと思いますか?(複数選択可)」と質問したところ、『簡単でわかりやすい(42.1%)』と回答した方が最も多く、『仕事をしながらでも学べる(33.9%)』『隙間時間に学べる(28.1%)』と続きました。

4割以上の方が「簡単でわかりやすい」ことを重視しており、そのほかに「仕事をしながらでも学べる」「隙間時間に学べる」と忙しくても学べるようなものを望んでいることが明らかになりました。

「投資について学べてデモ環境で投資を体験できるツールがあったら使ってみたいですか?」と質問したところ、4割以上の方が『はい(46.9%)』と回答しました。

投資について学べてデモ環境で投資を体験できるツールに興味がある方が一定数いることが明らかになりました。

まとめ:7割以上がお金のことで不安がある!投資を学びたいけれど踏み出せていない実態が明らかに

今回の調査で、7割以上の方がお金のことで不安を感じていることが明らかになりました。

不安を感じている理由としては6割以上の方が収入が少ないことをあげており、物価の高騰などもあり資産が増やせていないため不安を覚えているようです。

7割以上の方が資産形成を意識しており、お金について学びたい方も6割以上という結果となりました。学びたい内容としては、約6割の方が投資と回答し、投資への関心が高いことが示されました。

しかし、「投資をしたことはありますか?」という質問には6割以上の方が「いいえ」と回答しており、投資は資産を増やすために有効だと思っているけれど、リスクがあることや知識がないなどの懸念点があるため、実際に投資をするには至っていないようです。

投資を学べるものについては、簡単でわかりやすく、忙しくても学べるようなものが望まれていることが明らかになりました。

投資について学べてデモ環境で投資を体験できるツールについては4割以上が使ってみたいと思っており、デモ環境で体験しながら学べることに興味を示す方が一定数いることが明らかになりました。

7割以上の方がお金のことで不安を感じ、6割以上の方が投資を学びたいと考えていることから、簡単でわかりやすく、金額の負担も少なく学べるツールがあれば、投資について勉強する方は増えていくのではないでしょうか。

プロトレーダーへの第一歩!Fintokei『入門プラン』

トレーディング教育と評価サービスを提供するFintokei a.s.は、デモ環境で取引を体験できるFintokei『入門プラン』(https://www.fintokei.com/jp/starttrader/)の提供を開始しました。

トレードをこれから始めたい方に向けて構築された『入門プラン』は、3段階の評価ステップに挑戦できます。

ステップごとに利益目標を段階的に増やしていくことで、トレーダー必須の規律が修得できるよう構成されています。

■初心者トレーダー最適設計
『入門プラン』は、初心者トレーダーに向けて、トレードの複雑さを解説しながら、他のプランと同様にデモ口座において報酬の獲得を目指せるよう学習の機会を提供するために設計されています。

■達成しやすい評価プロセス
3つの評価ステップ(ステップ1:2%、ステップ2:3%、ステップ3:6%)を通して利益を生み出すことで、『入門プラン』を完了して初期資金が付与されたプロトレーダー口座を獲得できます。

■初心者向け学習動画
『入門プラン』の一環として、トレーディングの基本を網羅した学習動画でのトレーディングコースを受けることが可能です。

■リスクフリー
Fintokeiでの取引口座はデモ環境となるため、リスクなしで安心して報酬獲得だけを目指すことができます。

■隔週で支払い可能
入門トレーダーになると、2週間ごとにデモ口座での取引の利益を基にデータ提供料として報酬を受け取ることができます。 通常、支払い申請後、1営業日以内に処理されます。

■最大2,000万円まで
『入門プラン』の評価プロセスは、より達成しやすいように設計されています。しかし他のプラン同様、認定後には専用のデモ口座が発行され、取引の利益を基に一部を報酬として受け取ることができます。

■ご自身に最適な『入門プラン』をお選びください

【ベーシック】初期資金500万円
プラン価格:29,800円

【アドバンス】初期資金1,000万円
プラン価格:49,800円

【マスター】初期資金2,000万円
プラン価格:84,800円

※各プランは初期資金額と価格のみが異なり、ステップをクリアするために必要なトレーディング目標は全プラン同一です。

※取引の利益はあくまでデモ環境における利益を意味するものであり、デモ環境における利益がそのままお客様に現実に還元されるものではありません。

2024年2月開催のデモトレード大会「宇宙のトレードキャットレース」に関連して、2024年2月末には公式X(旧Twitter)で猫の日キャンペーンを実施します。

一緒にSNSを猫で埋め尽くし、日々闘うトレーダー同士で癒しのひとときを過ごしたいと考えています。抽選で猫必見の賞品が当たる楽しい企画となっていますので、ぜひご参加ください。

さらに、ブログの最後には猫の日を記念した特別な割引クーポン情報もありますのでお見逃しなく!

Fintokei x 猫の日キャンペーン概要

キャンペーンの概要は以下の通りです。

【期間】
2024年2月19日(月)10:00 ~ 2024年2月25日(日) 23:59

【賞品・人数】

  • 大分県産 真鯛とカンパチのしゃぶしゃぶセット x 1名様
  • Fintokeiオリジナル宇宙猫証書 x 22名様

【応募方法】
以下の手順に従って、ご応募いただけます。

  1. X(旧Twitter)公式アカウントFintokei Japan(@FintokeiJP)をフォロー。
  2. 以下の二つをタグ付けして、好きな面白い猫の画像や動画を投稿。
    • 公式アカウント: @FintokeiJP
    • ハッシュタグ: #FintokeiCatDay
  3. Fintokei公式アカウントのキャンペーン投稿(いずれも可)をリポストやいいねをすることで当選確率が上がる。

【抽選・結果発表】
抽選の上、当選者を決定いたします。
応募時に使用されたTwitterアカウントへのDM(ダイレクトメッセージ)にて当選通知と発送に関する連絡をさせていただきます。DMに記載されている期日までに返信をお願いします。

キャンペーン利用規約はこちら

期間限定の猫祭り、皆さんからのご参加をお待ちしています。

特報!猫の日限定割引クーポン

猫の日を記念して、Fintokeiをお楽しみいただく皆様へ期間限定で22%OFFクーポンをご用意しました。

こちらのクーポンは2024年2月22日(木)〜23日(金)の期間のみ利用可能です。ぜひこの機会を活用して、宇宙級のトレード成功を目指してください。

Fintokei x 猫の日限定割引クーポン:
FINTOCAT22 

※こちらのクーポンは「チャレンジプラン」のみ適用可能です

イベントや最新情報について、公式SNSでも配信していますのでぜひフォローください。

もうすぐゴールデンウィーク!Fintokeiにてこの機会にお得価格でプランをお楽しみいただけるよう、特別に期間限定22%OFFクーポンをご用意し、さらに追加企画として「Apple AirPods Pro」が当たる「金の鯉Wミッション」を開催します。

ゴールデンウィーク期間限定クーポン

今だけ特別価格でFintokeiの全プランが22%OFFで購入できるクーポンをご用意しました。ぜひこの機会にプロップトレードを始めてみてはいかがでしょうか。

GOLDENFINWEEK

有効期限:2024年4月26日(金)〜5月5日(日)
※複数回利用可能

金の鯉Wミッション概要

期間中にクーポンをご利用し、こちらのミッションをクリアしてくださった中から抽選で1名様に「Apple AirPods Pro」をプレゼントいたします。キャンペーンの概要は以下の通りです。

【期間】2024年4月26日(金)午前10時 ~ 2024年5月5日(日)終日

【賞品・人数】Apple Airpods Pro 1名様

【応募方法】以下の手順に従って、ご応募いただけます。

  1. 期間限定クーポン「GOLDENFINWEEK」※を利用しプランを購入。
  2. X(旧Twitter)公式アカウントFintokei Japan(@FintokeiJP)をフォロー。
  3. Fintokei公式アカウントのキャンペーン投稿(いずれも可)をリポストをすることで当選確率が上がる。

※クーポンは2024年4月26日(金)〜5月5日(日)まで有効

【抽選・結果発表】
抽選の上、当選者を決定いたします。
弊社でご登録のメールアドレス宛に当選通知と発送に関する連絡をさせていただきます。通知メール内に記載されている期日までに返信をお願いします。

利用規約全文はこちら

金の鯉を目標にミッションを進めて、ぜひチャンスをGETしましょう。

今後も最新情報はSNSやニュースレター、ブログにてお届けしていきますので、お見逃しのないようフォローや配信登録をおすすめします。

このたび、Fintokeiブランドアンバサダーであり、チェコ野球界のスター選手でもあるペテル・ジーマ選手が率いるチェコ代表と、我らが侍ジャパンが対戦する注目の試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ」が名古屋で開催されます!チェコ代表チームの実力者たちが侍ジャパンと繰り広げる真剣勝負を間近で観戦できるチャンスです。

キャンペーン概要

Fintokeiでは、この歴史的な試合を皆さんとともに盛り上げたいという思いから、SNSプレゼントキャンペーンを開催中です!抽選で1組2名様に試合のペアチケットをプレゼントいたします。参加方法はとても簡単。ぜひ奮ってご参加ください。

応募方法

  1. Fintokei公式X(旧Twitter)アカウント(@FintokeiJP)をフォロー
  2. キャンペーン投稿をリポスト

応募締切 2024年11月5日(木)20:00

試合情報

  • 大会名:「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ」
  • 開催地:バンテリンドーム ナゴヤ
  • 日程:2024年11月9日(土)または11月10日(日) 試合開始 19:00

抽選・結果発表
抽選の上、当選者を決定いたします。ご参加いただいたアカウントのDM宛に当選通知と受け取りに関する連絡をさせていただきます。DM内に記載されている期日までに返信をお願いします。

[ 利用規約全文はこちら ]

国際舞台での激闘を、スタジアムでその目で見届けられる絶好の機会をお見逃しなく!

ジメジメと蒸し暑いこの梅雨の季節、いつもトレード学習とスキルアップに励む皆様への応援と感謝を込めて、特別な割引キャンペーンをお届けします。

キャンペーン期間中、いずれかのチャレンジプランをご購入の際に、下記指定のクーポンコードを入力いただくことで、プラン価格を20%OFFでお楽しみいただけます。

キャンペーン詳細

有効期限:2024年6月20日(木)午前9時半 〜 6月30日(日)午後23時59分

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※チャレンジプランのみ複数回有効

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この年末年始、Fintokei公式X(旧Twitter)で2023年12月22日(金)から豪華福袋が当たるキャンペーンを開催します。
参加方法は公式アカウントをフォローし、投稿にいいねやコメントするだけで完了です。
また友達やフォロワーに向けて以下をタグ付けして投稿することで、福袋の当選確率を上げる運稼ぎができます。

新春福袋キャンペーン概要

キャンペーンの概要は以下の通りです。

【期間】
2023年12月22日(金)10:00 ~ 2024年1月4日(木) 23:59

【賞品・人数】
賞品:Fintokei新春福袋 1名様

【応募方法】
以下の手順に従って、ご応募いただけます。
1.X(旧Twitter)アカウント「Fintokei Japan(@FintokeiJP) 」をフォロー。
2.上記アカウントから投稿されるキャンペーン投稿にいいね、またはコメント。
3. 以下の二つをタグ付けして友達やフォロワーに紹介すると抽選確率が上がります。

  • Fintokei公式X(旧Twitter)アカウント: @fintokeijp
    https://twitter.com/fintokeiJP/
  • ハッシュタグ          : #fintokeiluckybag

【抽選・結果発表】
抽選の上、当選者を決定いたします。
応募時に使用されたTwitterアカウントへのDM(ダイレクトメッセージ)にて当選通知と発送先登録フォームURLを送信させていただきます。DMに記載されている期日までに登録してください。

キャンペーン利用規約はこちら

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イベントや最新情報について、公式SNSでも配信していますのでぜひフォローください。

GMMAは計12本の移動平均線から構成されるテクニカル指標であり、相場のトレンドを視覚的に捉えやすい点で優れています。

「GMMAの移動平均線はどの設定にすればいいのか?」

「トレードで役立つGMMAのおすすめ設定を教えて欲しい。」

GMMAが多くの移動平均線から構成されていることもあり、上記のような疑問や要望を持つ方も多いのではないでしょうか。

結論としては、GMMAはデフォルトの設定でも十分に活用できます。ただしトレードスタイルによって、カスタマイズすることでさらに取引の勝率を高められる可能性があります。

この記事では、GMMAのおすすめの設定から、おすすめする理由、トレードスタイル別のおすすめ設定に至るまでを以下の7つの項目で詳しく解説します。

  • GMMAとは
  • GMMAのデフォルトの設定値とは
  • GMMAの設定を変更するときのコツ
  • トレードスタイル別GMMAのおすすめ設定値
  • GMMAの設定を活かしたトレード手法
  • GMMAの設定を変更する際の注意点
  • まとめ

GMMAとは

GMMA(Guppy Multiple Moving Average)とは、複数の移動平均線を組み合わせて相場のトレンドを分析するためのテクニカル指標です。

GMMAは、短期と長期的両方のトレンドを視覚的に捉えやすくするために、12本の指数平滑移動平均線(EMA)から構成されます。

GMMAを構成する12本の移動平均線は、次の2つのグループに分類できます。

  • 短期EMAの束:6本の短期移動平均線
  • 長期EMAの束:6本の長期移動平均線

短期の束と長期の束が同じ方向へ傾いている場合「トレンド相場」、移動平均線同士が絡み合っている場合「レンジ相場」だと判断できます。

GMMAに使われているのはEMA

GMMAに使われる移動平均線は、一般的によく使われる単純移動平均線(SMA)ではなく、指数平滑移動平均線(EMA)です。

EMAにどういう特徴があるのかは、以下の計算式を見ると分かります。

EMA={直近の終値2+1つ前のEMAの値(n-1)}n+1

計算式から、直近の終値を2倍することで、直近の価格動向をより反映しやすくなってい流ことがわかります。

したがって、EMAはSMAと比べて、短期的な値動きに敏感に反応し、トレンドの変動を迅速に捉られるというメリットがあります。

EMAについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

指数平滑移動平均線(EMA)のおすすめ設定や利用方法をわかりやすく解説

GMMAのデフォルトの設定値はおすすめ?

結論、GMMAはデフォルト設定でも十分取引で機能するのでおすすめです。

GMMAを構成している短期と長期2つの移動平均線のグループは、デフォルトで以下の値に設定されてます。

  • 短期EMAの束:3, 5, 8, 10, 12, 15期間
  • 長期EMAの束:30, 35, 40, 45, 50, 60期間

デフォルトでなぜこの数値に設定されているのかは、金融機関の営業日に則って考えてみると分かります。

日足でGMMAを表示した場合、短期EMAの5期間は金融機関の営業日でいう1週間、15期間は2週間のトレンドを表しています。

一方で、長期EMAの30期間は1ヶ月間の営業日、60期間は2ヵ月間の営業日を表しています。

金融機関の営業日に合わせた設定値になっていることで、金融市場の流れやトレンド転換のタイミングを適切に把握することができるのです。

GMMAの設定を変更するときのコツ

GMMAのデフォルト設定は、トレードスタイルや取引戦略に応じてカスタマイズすることも可能です。

ここでは、GMMAの設定を変更する際に押さえておきたい以下2つのポイントについて解説します。

  • 金融機関の営業日に合わせた設定を意識する
  • 普段使っている移動平均線の設定を活用する

金融機関の営業日に合わせた設定を意識する

GMMAの設定値を、以下のように金融機関の営業日に合わせることを意識しましょう。

  • 短期EMAの束:5, 10, 20, 30, 40期間
  • 長期EMAの束:75, 80, 100, 120, 160, 200期間

金融機関や大口投資家は取引量が多く、彼らの行動によって相場が大きく動き、トレンドが発生するケースが多々あります。

したがって彼らの動向を把握し、トレンドに沿ったトレードをすることが重要です。

GMMAの設定を金融機関の営業日に合わせることで、大口投資家のポジションがどのタイミングで形成、解消されているかを把握しやすくなります。

普段使っている移動平均線の設定を活用する

普段使用しているEMAの設定をもとにGMMAの設定を変更することで、自身のトレード経験をより活かした取引判断ができるようになります。

例えば「5」や「10」という設定期間のEMAを普段使っている場合、GMMAにおける短期EMAの束をその範囲に合わせると良いでしょう。

使い慣れている設定値を採用することで、普段EMAを使って行っているトレード手法をGMMAに組み込むことが可能です。

移動平均線のおすすめ設定については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

移動平均線のおすすめ設定を取引スタイル・手法別に紹介!注意点も解説

トレードスタイル別GMMAのおすすめ設定値

トレードスタイルに応じてGMMAの設定を変更してみることもおすすめです。

ここでは、短期・中期トレードと長期・超長期トレード向けにそれぞれのおすすめ設定値を解説します。

短期・中期トレード向けの設定

短期・中期トレードにおいては、以下のデフォルトの設定値がおすすめです。

  • 短期EMAの束:3, 5, 8, 10, 12, 15期間
  • 長期EMAの束:30, 35, 40, 45, 50, 60期間

短期・中期トレードでは、短期的な値動きに素早く反応しながらも、中期的なトレンドを捉得る必要があり、両者のバランスが大切です。

デフォルト設定には癖が無いので、トレンドの分析やエントリーポイントの判断など、様々な役割を同時に果たすことができます。

実際に、2024年9月16日時点のドル円15分足チャートでも、デフォルトの設定値がうまく機能しており、戻り売りのタイミングとして参考になることが分かります。

長期・超長期トレード向けの設定

長期・超長期トレードでは、以下のようにデフォルトの値よりさらに期間を延ばした設定がおすすめです。

  • 短期EMAの束:7, 14, 20, 40, 50, 60期間
  • 長期EMAの束:75, 100, 120, 150, 180, 200期間

長期・超長期トレードでは、短期的な価格変動に惑わされずに、より大きな相場の流れを把握する必要があります。

設定期間を長くすることで、価格の一時的な変動によるノイズを減らせ、かつトレンドの強弱をより正確に判断できるようになるのです。

実際にユーロドルの月足チャートに上記の設定を表示してみました。

長期束を超えるレートになっているケースがほとんどないので、戻り売りのレートとしてGMMAの長期束を参考にすればいいことが分かります。

GMMAの設定を活かしたトレード手法

GMMAを使った取引方法は、トレンドが確認できた場合の押し目買いや戻り売り、つまり順張り取引が基本です。

ここでは、GMMAの設定を活用した具体的なトレード手法として、スイングトレードとスキャルピングの2つを紹介します。

スイングトレード

スイングトレードでは長期のトレンドに沿った取引をするので、先程紹介した「長期・超長期トレード向けの設定」を使います。

  • 短期EMAの束:7, 14, 20, 40, 50, 60期間
  • 長期EMAの束:75, 100, 120, 150, 180, 200期間

GMMAがやや下を向いているので、下落トレンドに沿って、基本戦略は戻り売りを狙います。このとき、重要なのはどの位置でエントリーするかです。

スイングトレードでは、GMMAの短期束と長期束を目安に、分割でエントリーを行います。

リスクを抑えたい場合は、短期EMAが長期EMAに近づいているタイミングで、長期EMAの束に相場価格が触れたタイミングでエントリーを狙います。

エントリーを逃したくない場合は、短期EMAの動きを見ながら、短期束に相場価格がタッチした時点から早めにエントリーをします。

ただし過去チャートを見ると、相場価格が長期束を多少上回っている箇所があることが分かります。

したがって、やや上までレートが上がる可能性を想定して、損切りは直近の高値を超えた場合に設定しておくといいでしょう。

スキャルピング

スキャルピングでは、以下のGMMAのデフォルト設定を使います。

  • 短期EMAの束:3, 5, 8, 10, 12, 15期間
  • 長期EMAの束:30, 35, 40, 45, 50, 60期間

ドル円の5分足を見てみるとGMMAが下を向いていることがわかるので、トレンドに沿った戻り売りを狙います。

下記画像を見ると、短期束が長期束に食い込んでいる箇所を見つけることが出来ます。長期束を抵抗帯にして、価格が反落したタイミングがエントリーの狙い目です。

ただしトレンド転換時も同じようなサインを発することがあるので、ダウ理論による損切りを徹底する必要があります。

例えば、以下の画像のように、一度長期束内で価格が反発したにもかかわらず、再度上昇して高値を更新した場合、トレンドが転換する可能性があるので損切りをしましょう。

GMMAの設定を変更する際の注意点

GMMAのデフォルト設定は、金融機関の営業日や一般的な市場の動向を基に設計されているので、わざわざ設定をカスタマイズしなくても十分に取引で有効活用できます。

したがって設定のカスタマイズにこだわるよりも、同じ設定を長期的に使い続けることが重要です。

長期間同じ設定を使い続けることで、どういう時に短期束で反発するか、または長期束を超える可能性があるのかなどを、経験から直観的に理解できるようになります。

また設定を細かく調整しすぎると、過去のデータに合わせた「カーブフィッティング」(過剰最適化)になってしまうという別の問題もあります。

設定を変更する場合は、シンプルで汎用性のある設定に留め、少なくとも数週間以上は使い続けるようにしましょう。

GMMAを使ってFintokeiに挑戦する

Fintokeiとは、個人トレーダーがプロトレーダーに挑戦する場を提供しているプロップファームです。

Fintokeiでは、デモ環境を使って仮想資金を運用していき、損失率を抑えつつ、一定以上の利益率を達成することでプロトレーダーになることができます。

Fintokei公認のプロトレーダーになると、デモ口座における取引利益額をもとにデータ提供料として報酬がトレーダーへ支払われます。

初期の取引資金や価格が異なる豊富なプランがFintokeiでは用意されており、最低1万円台からプロトレーダーへの挑戦を始められるのです。

今回紹介したGMMAを活用した取引手法は、Fintokei公認のプロトレーダーになるために役立つでしょう。

また、動画の学習コンテンツが用意されていたり、ブログでトレードの基礎知識が学べたりとトレーダーへの教育に力を入れている点もFintokeiの強みです。

無料トライアルも実施していますので、ぜひFintokeiにご参加ください。

Fintokeiについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

プロップファームFintokeiとは?おすすめする理由や始め方を紹介!

まとめ

この記事では、GMMAの基本からトレードスタイル別のおすすめ設定、設定を変更する際のコツに至るまでを解説しました。

GMMAは、短期と長期のトレンドを視覚的に捉え、押し目買いや戻り売りの絶好のタイミングを見極められる強力なテクニカル指標です。

短期・中期トレードではデフォルト設定を、長期・超長期トレードではおすすめした設定を有効活用してみてください。

記事内で紹介した2つの設定を適切に使いこなすことで、相場の大きな流れに乗り、安定した収益を狙えるスキルを身につけましょう。

RCI(Rank Correlation Index)は、相場における買われすぎや売られすぎをシンプルに判断できるオシレーター系インジケーターです。

シンプルであり、かつ複数組み合わせることで相場をより正確に判断できるので、RCIはスキャルピングだけでなく、さまざまな取引スタイルで活用できます。

「RCIの手法をどのように活用すればトレードで勝てるのか?」

「具体的なエントリーポイントはどう選べば良いのか?」

RCIの手法と聞くと、上記のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

結論、RCIは順張りと逆張り両方で活用できますし、複数の期間設定や他のインジケーターを組み合わせることで勝率がさらに高まります。

この記事では、RCI手法について以下8つの項目で徹底的に解説します。

  • RCIの見方や使い方とは
  • RCIの売買シグナルとは
  • 複数のRCIの使い方
  • RCIを使ったトレード手法
  • RCIと他のインジケーターを組み合わせたトレード手法
  • RCIの取引手法はどの取引スタイルでも使えるのか
  • RCIを使ってFintokeiに挑戦する
  • まとめ

RCIの見方や使い方とは

RCI(順位相関指数)は、価格と時間の関係性をもとに、相場における買われすぎや売られすぎを「-100%~+100%」の範囲で表示するオシレーター系インジケーターです。

RCIでは-80%以下は売られすぎ水準、+80%以上は買われすぎ水準だと判断できます。

また詳しくは後述しますが、異なる期間設定のRCIを複数組み合わせて使われることも多々あります。

以下のチャートでは3本組み合わせる際のおすすめ設定である、9期間(赤)と26期間(青)、52期間(緑)を表示しています。

複数のRCIを組み合わせることで、相場における短期、中期、長期の動向を同時に把握できるようになるので、取引精度をより高められます。

RCIの見方や使い方については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

RCIとは?5つの基本的な見方や使い方を解説|設定期間やRSIとの違いも紹介

RCIの売買シグナルとは

RCIで確認できる売買シグナルについて、買いシグナルと売りシグナルをそれぞれ解説します。

2つの買いシグナル

RCIの買いシグナルとして覚えておきたいのは、以下の2つです。

  • -80%水準を下から上回ったタイミングで買いエントリー
  • RCIが0%を下から上にクロスしたタイミングで上昇トレンド継続

RCIの-80%を買いエントリーに使う場合、売られすぎ水準に達したからといってすぐにエントリーしないことがコツです。

強い下落トレンドが発生すると、RCIの値が-80%以下に張りつく可能性があるので、下から上回るまでエントリーを待つのが勝率を高めるコツです。

また、0%を上回ることは上昇トレンド継続を表すので、押し目買いのシグナルなどに使えます。

2つの売りシグナル

RCIの売りシグナルとして覚えておきたいのは、以下の2つです。

  • +80%水準を上から下回ったタイミングで売りエントリー
  • RCIが0%を上から下にクロスしたタイミングで下落トレンド継続

買いシグナルと同様、売りエントリーを実際に行う際は、+80%水準を上から下回るまで待つようにしましょう。

RCIの買いシグナルや売りシグナルについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

RCIの買いシグナルと売りシグナルを徹底解説!勝率を高めたいトレーダー必見

複数のRCIの使い方

異なる期間設定のRCIは、2本または3本組み合わせるのが一般的です。2本または3本のRCIの使い方として、以下の2つを解説します。

  • ゴールデンクロスとデッドクロス
  • RCI3本の組み合わせ

ゴールデンクロスとデッドクロス

短期RCI(9期間)と長期RCI(26期間または52期間)を組み合わせることで、以下のようなゴールデンクロスとデッドクロスを確認することができます。

  • ゴールデンクロス:短期RCIが長期RCIを上回る
  • デッドクロス:短期RCIが長期RCIを下回る

見方は移動平均線と同様であり、ゴールデンクロスが買いシグナル、デッドクロスが売りシグナルです。

また売られすぎ水準である-80%以下でゴールデンクロスが発生、買われすぎ水準である+80%以上でデッドクロスが発生すると、より強いシグナルとなります。

以下のチャートでは、9期間(赤)と26期間(青)を表示しています。

+80%以上におけるデッドクロスの形成が下落のきっかけになっていることが分かります。

RCI3本の組み合わせ

3本のRCIの見方は以下の通りです。

  • 長期RCI:相場の大きなトレンド(長期トレンド)を判断
  • 中期RCI:相場の大きなトレンド(中期トレンド)を判断
  • 短期RCI:エントリータイミングを判断

長期RCIと中期RCIで相場における大きなトレンドを把握します。そして価格に最も敏感に反応する短期RCIでエントリータイミングを見極めます。

例えば、以下チャートでは長期RCIと中期RCIが-80%以下から上昇を始めました。

そこで、短期RCIが長期RCIと中期RCIへ向けて押し目をつけ、上昇したことを確認してエントリーをします。

RCI3本の組み合わせについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
【簡単】RCIの3本取引手法を徹底解説!長期、中期、短期の見方も紹介

RCIを使ったトレード手法

RCIを使ったトレード手法として、以下の3つを解説します。

  • RCI1本を使った逆張り手法
  • RCI3本使った順張り手法
  • RCI3本使った逆張り手法

RCI1本を使った逆張り手法

1つ目は、短期RCI1本を使った逆張り手法です。

短期RCIが±80%のラインをクロスし、再び逆方向にクロスしたタイミングでエントリ-します。

例えば、以下チャートではRCIが-80%水準を下回り、上抜けしました。このタイミングで買いエントリーです。

エントリー時には損切りを直近安値に設置しておきます。そしてRCIが+80%または主要な高値へ到達したタイミングでの決済です。

またトレンド転換サインであるダイバージェンスを利益確定のサインにすることもおすすめです。

RCIのダイバージェンスについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

RCIでダイバージェンスを見つける意味とは?すぐに使える取引手法も解説!

RCI3本使った順張り手法

2つ目は、RCI3本を使った順張り手法です。

長期RCIと中期RCIでトレンド方向を確認して、買いか売りを決め、短期RCIをシグナルにしてエントリーをします。

以下チャートでは、長期RCIと中期RCIが+80%付近で張り付いている、つまり強い上昇トレンドが続いていると判断できるので、買いエントリーを狙います。

短期RCIのみが下に乖離して、-80%付近で反発したタイミングで買いエントリーをします。

強いトレンドが発生している場合は、-80%手前までしか下落しないケースも多いので、-60%付近など、やや幅広い範囲をエントリー目安としておくとよいでしょう。

損切りは直近安値に設置し、利益確定はRCIが+80%または主要な高値へ到達したタイミングです。

RCI3本使った逆張り手法

3つ目は、RCI3本を使った逆張り手法です。

逆張り手法はレンジ相場で特に有効なので、まずはRCI3本を使ってレンジ相場を見極めます。

以下のように短期、中期、長期3本のRCIが互いに絡み合っている状態がレンジ相場だと判断できます。

そして短期RCIが+80%(-80%)を上回った(下回った)のちに、反転し再度クロスしたタイミングでエントリーです。

クロスしたタイミングで、相場価格がレンジ端付近で推移しているかどうかも確認しておきましょう。

損切りはエントリー位置に近いレンジ端の水平線に設置し、利益確定は中央の0%付近に戻ったタイミングです。

レンジ相場では、早めの利益確定を心がけるようにしましょう。

RCIと他のインジケーターを組み合わせたトレード手法

RCIは他のインジケーターと組み合わせてトレードで活用することもできます。

ここでは、RCIと以下のインジケーターを組み合わせたトレード手法を解説します。

  • RCIとMACDの組み合わせ
  • RCIとボリンジャーバンドの組み合わせ

RCIとMACDの組み合わせ

RCIとMACDを組み合わせることで、トレンド初期を狙った順張り取引ができます。

RCIとMACDを組み合わせる際に確認するべき点は、以下の2つです。

  • RCIが-80%(+80%)を下(上)回っているかどうか
  • MACDでゴールデンクロス(デッドクロス)が発生しているかどうか

以下のチャートでは、RCIが-80%を下から上にクロスしたのち、MACDでゴールデンクロスが発生、さらに0ラインを超えたのち上昇トレンドが形成されています。

RCIの方がMACDよりも早めに売買シグナルを発する傾向にあるので、RCIでエントリーをして、MACDのシグナルで追加エントリーをするという使い方がおすすめです。

RCIとボリンジャーバンドの組み合わせ

RCIとボリンジャーバンドを組み合わせることでも、順張り取引が可能です。

以下のチャートでは、RCI3本が+80%以上に張り付いている、つまり強い上昇トレンドが発生していると判断できるので、買いエントリーを狙います。

したがって、ボリンジャーバンドの-2σにタッチしたタイミングでエントリーを繰り返すことができます。

またRCIと組み合わせることで、リアルタイムでは判断することが難しい「バンドウォーク」という形もより正確に判断できるようになるというメリットもあります。

RCIとMACDやボリンジャーバンドの組み合わせ方については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

RCIとMACDは組み合わせられる!ボリンジャーバンドを組み合わせた手法も紹介!

RCIの取引手法はどの取引スタイルでも使えるのか

RCIはデイトレード、スキャルピングなどトレードスタイルを問わずに活用できるインジケーターです。

トレードスタイルを変えることで意識しなければならないことは変わりますが、基本的な使い方は変わりません。

RCIはRSIのような他のオシレーター系インジケーターと比べて、細かな値動きに対して敏感に反応する特徴があります。

したがってスキャルピングを始めたいが、どのオシレーター系インジケーターを活用するか迷っている方におすすめです。

RCIのスキャルピングについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

RCIのスキャルピングコツを徹底解説!最強設定や手法はあるのか?

RCIを使ってFintokeiに挑戦する

Fintokeiとは、個人トレーダーがプロトレーダーに挑戦する場を提供しているプロップファームです。

Fintokeiでは、デモ環境を使って仮想資金を運用していき、損失率を抑えつつ、一定以上の利益率を達成することでプロトレーダーになることができます。

Fintokei公認のプロトレーダーになると、デモ口座における取引利益額をもとにデータ提供料として報酬がトレーダーへ支払われます。

初期の取引資金や価格が異なる豊富なプランがFintokeiでは用意されており、最低1万円台からプロトレーダーへの挑戦を始められるのです。

今回紹介したRCIを活用した取引手法は、Fintokei公認のプロトレーダーになるために役立つでしょう。

また、動画の学習コンテンツが用意されていたり、ブログでトレードの基礎知識が学べたりとトレーダーへの教育に力を入れている点もFintokeiの強みです。

無料トライアルも実施していますので、ぜひFintokeiにご参加ください。

Fintokeiについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

まとめ

この記事では、RCIを活用したトレード手法について詳しく解説しました。

RCIは、相場の過熱感を一目で把握できる優れたインジケーターであり、単独でも有効ですが、複数のRCIを組み合わせることで、短期から長期の相場動向をより的確に把握することができます。

また、他のインジケーターとの組み合わせでさらに取引の精度を高めることも可能です。

RCIを使いこなすことで、トレードの勝率を向上させ、より安定した利益を目指しましょう。

「移動平均線については分かったけど、具体的にどう使うの?」

「ゴールデンクロスの注意点はある?」

移動平均線について勉強した方なら、次にどのように移動平均線をトレードに活用するべきか悩んでいるのではないでしょうか。

そんな方に一番最初に紹介したいのが、ゴールデンクロスです。

この記事ではゴールデンクロスに関して、以下の3つを解説していきます。

  • ゴールデンクロスとは
  • ゴールデンクロスの活用方法
  • ゴールデンクロスを活用する際の注意点

この記事を読めば、もっとも有名なテクニカル分析の一つである、ゴールデンクロスを自分の手法の一つとして活用できるようになります。

ゴールデンクロスとは

ゴールデンクロスは移動平均線を用いたテクニカル分析の中では、もっとも有名な手法の一つで、相場が上昇局面に入っていることを示唆しています。

したがって、相場にゴールデンクロスが発生した場合は、相場の上昇を見込んだ買い注文が入りやすくなります。

ここでは、ゴールデンクロスに関して以下の3つを解説していきます。

  • ゴールデンクロスの発生条件
  • なぜゴールデンクロスが買いシグナルなのか
  • ゴールデンクロスの出現頻度と期間設定

ゴールデンクロスの発生条件

ゴールデンクロスの発生条件は、

  • 長期の移動平均線が横ばい、または上向きのときに
  • 短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に交差

以上のようになります。

上図では、短期の移動平均線である25SMA(単純移動平均線)が長期の移動平均線を下から上に突き抜けたことで、ゴールデンクロスが発生しています。

実際、ゴールデンクロスが発生した後には、相場が上昇局面に入っていることが分かります。

なぜゴールデンクロスが買いシグナルなのか

前述のように、一般的にゴールデンクロスは買いシグナルとして解釈されています。

ゴールデンクロスをトレードで活用するためには、ゴールデンクロスがなぜ買いシグナルを示唆するのかを理解する必要があります。

ここでは単純移動平均線のゴールデンクロスについて考えるものとします。

単純移動平均線については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

単純移動平均線では、

5日単純移動平均線=(本日の終値+1日前の終値+2日前の終値+3日前の終値+4日前の終値)/5

以上のように、期間分の終値の平均が表示されます。

つまり、短期的な終値の水準が長期的な終値の水準を上回ったときには、短期的な相場が上昇していることを示唆しています。

ゴールデンクロスの出現頻度と期間設定

ゴールデンクロスの出現頻度は、長期と短期の移動平均線の組み合わせや、使用している移動平均線の種類に依存します。

つまり、25SMAと75SMAの組み合わせと20SMAと50SMAの組み合わせでは、ゴールデンクロスが発生するタイミングは異なります。

また、移動平均線の組み合わせに関しては、なるべく期間の離れた2つの移動平均線を採用することをオススメします。

20日移動平均線と25日移動平均線のような、期間の差が小さい移動平均線の組み合わせを採用してしまった場合、それほど重要でない局面でゴールデンクロスが発生してしまいます。

その原因として、終値の平均を計算する対象期間のほとんどが重複しているため、移動平均線の値に差が生じにくいことが上げられます。

ゴールデンクロスの効果的に機能するためにも、

  • 短期:5 長期:25
  • 短期:13 長期:26
  • 短期:20 長期:50
  • 短期:25 長期:75

以上のような、十分に期間の離れた2つの移動平均線を使用することをオススメします。

ゴールデンクロスの活用方法

ここではゴールデンクロスを活用したトレード例を紹介していきます。

以上は25SMAと75SMAを表示させたチャートです。

ここで、25SMAと75SMAのゴールデンクロスが発生したので、買いでエントリーを行います。

ゴールデンクロスの後、チャートはしっかりと上昇していきました。

上昇の勢いがなくなってくると、次第に25SMAが下に傾いていき、最終的に75SMAとのデッドクロスが発生しました。

デッドクロスとは、ゴールデンクロスとは反対に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に交差することで、売りシグナルとして用いられます。

デッドクロスが起きたら、ポジションを決済してトレード終了です。

このように、移動平均線2本を使っただけでトレードを行うことも可能です。

ゴールデンクロスを活用する際の注意点

では次に、ゴールデンクロスを活用する際の注意点について解説していきます。

  • ダマシが多い
  • 長期の移動平均線の傾きに気を付ける
  • エントリータイミングが遅れる

ダマシが多い

ゴールデンクロスはダマシが多いのも特徴です。

ダマシとは、ゴールデンクロスが発生したにもかかわらず、相場が上昇しないことを指します。

ゴールデンクロスのダマシは、以上のようなレンジ相場(揉み合い)でよく発生します。

チャートが形成されている段階では、その相場がレンジになっているかを判断することはできないため、ゴールデンクロスのダマシを未然に防ぐことはかなり難しいと言えます。

ゴールデンクロスのダマシへの対処法として、

  • 別のテクニカル分析を併用してダマシの遭遇頻度を下げる
  • 資金管理面からダマシによる損失を最小化する

以上のような手段が採用されることが多いです。

長期の移動平均線の傾きに気を付ける

長期の移動平均線が下向きの時に、ゴールデンクロスが発生した場合には注意が必要です。

移動平均線の傾きには、トレンドを示唆する機能があり、長期の移動平均線であるほど、トレンドは強力になります。

したがって、長期の移動平均線が下向きで、強い「下降トレンド」を示唆している時に、ゴールデンクロスが発生したとしても、相場が上昇する見込みは低くなってしまいます。

上図は、長期の移動平均線である75SMAが下向きであるときに、短期の移動平均線である25SMAがゴールデンクロスした様子です。

ゴールデンクロスの発生後、相場は75SMAが強い抵抗線となり、大きく下降していってしまいました。

エントリーや決済タイミングが遅れる

そもそも移動平均線は過去の終値の平均を指標化しているだけなので、かならず現在の相場に遅行する形でゴールデンクロスが発生します。

したがって、ゴールデンクロスが形成された時には、既に相場が上昇しきってしまっていることがあります。

上図のチャートでゴールデンクロスが発生したのは、大きな上昇の勢いが失われた後だったのが分かると思います。

まとめ

ここまで移動平均線によるテクニカル分析の一つ、ゴールデンクロスについて解説してきました。

本記事の要点は以下の3つです。

  • ゴールデンクロスは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を、下から上に交差することで、買いシグナルになる
  • ゴールデンクロスはダマシが多いため、他のテクニカル分析を併用することが多い
  • ゴールデンクロスは遅れて発生するため、エントリータイミングが遅すぎることもある

「ゴールデンクロスは分かったけど、デッドクロスって何?」

「デッドクロスを使う際の注意点は何?」

移動平均線の概要が分かっても、具体的な使い方が分かっていなければ、意味がありません。

そこで今回は、別記事で解説した「ゴールデンクロス」の対義語である「デッドクロス」について解説していきます。

  • ゴールデンクロスについておさらい
  • デッドクロスとは
  • デッドクロスを活用する際の注意点
  • デッドクロスの活用法

ゴールデンクロスについておさらい

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に交差することを指します。

ゴールデンクロスは直近の相場が上がり基調であることを示唆していることから、買いシグナルとして利用されることが多いです。

ゴールデンクロスに関する記事は、以下のリンクからご参照ください。

デッドクロスとは

デッドクロスは移動平均線を用いたテクニカル分析の一つで、ゴールデンクロスと対をなしています。

ゴールデンクロスが相場の上昇局面を示唆しているのに対して、デッドクロスは相場の下降局面を示唆していることから、売りシグナルとして利用されることが多いです。

ここでは、デッドクロスに関して以下の3つを解説していきます。

  • デッドクロスの発生条件
  • デッドクロスの仕組み
  • デッドクロスの出現頻度と期間設定

デッドクロスの発生条件

デッドクロスの発生条件は、

  1. 長期の移動平均線が横ばい、または下向きのときに
  2. 短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に交差

以上のようになります。

上図は短期の移動平均線25SMAと長期の移動平均線50SMAのデッドクロスが発生した様子です。

デッドクロスが発生した後は、相場が下降局面にはいっていることが分かると思います。

デッドクロスの仕組み

ではなぜデッドクロスが売りシグナルを意味するのでしょうか。

それを理解するためには、デッドクロスが発生する仕組みをしっかり理解しておく必要があります。

以下では、移動平均線の定義を確認しつつ、デッドクロスの仕組みを丁寧に解説します。

  • 長期の移動平均線は直近の相場を反映しにくい
  • 長期と短期の移動平均線の挙動の違いを比較
  • デッドクロスが売りシグナルの理由

長期の移動平均線は直近の相場を反映しにくい

そもそも移動平均線(単純移動平均線)の求め方は、以下の通りです。

単純移動平均線=(本日の終値+1日前の終値+2日前の終値….+n-1日前の終値)/n

nは移動平均線の期間

以上の式からわかるように、移動平均線では、期間”n”が大きいほど抽出する終値の数が多くなり、直近の終値の値を反映しにくくなります。

この感覚を掴んでもらうために、以下の8つの数値の移動平均線の結果を「長期:5日間」と「短期:3日間」で比較してみましょう。

単純移動平均線については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

長期と短期の移動平均線の挙動の違いを比較

終値5日移動平均線(長期)3日移動平均線(短期)
7日前の終値:119値なし値なし
6日前の終値:121値なし値なし
5日前の終値:120値なし(119+121+120)/3=120
4日前の終値:122値なし(121+120+121)/3=120.6
3日前の終値:124(119+121+120+122+124)/5=121.2(120+121+124)/3=121.6
2日前の終値:105(121+120+122+124+105)/5=118.4(121+124+105)/3=117
1日前の終値:116(120+122+124+105+116)/5=117.4(124+105+116)/3=115
本日の終値:114(122+124+105+116+114)/5=116.2(105+116+114)/3=111.6

この表で注目したいのが、2日前の終値105が、ここ数日の中で最も大きな値動きだったことです。

5日移動平均線では、大きな値動きが発生にそこまで影響されず、なだらかな右肩下がりの移動平均線を描きました。

長期の移動平均線では、計算に過去の終値を多く含むため、直近の強い値動きが薄まってしまいます。

一方で3日移動平均線は、大きな値動きが計算結果に色濃く反映されるため、急激な下降の移動平均線を描いていることが分かります。

デッドクロスが売りシグナルの理由

短期の終値の平均が長期の終値の平均を下回るということは、直近の相場では長期的な水準からみても安値でトレードされている傾向にあることを示しています。

つまり、市場参加者の多くが買いポジションの利益確定のための売りや、新規の売りポジションを建てていると推測できます。

したがって、売りの勢力が拡大してきていることを示しているデッドクロスは、売りシグナルを意味していると言うことができるのです。

デッドクロスの期間設定

ゴールデンクロスやデッドクロスを効果的に使うためには、移動平均線の期間設定が大切です。

移動平均線のオススメの期間設定は、

  • 短期:5 長期:25
  • 短期:13 長期:26
  • 短期:20 長期:50
  • 短期:25 長期:75

以上の通りです。

こちらの記事でも説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

デッドクロスを活用する際の注意点

デッドクロスを活用する際は、ゴールデンクロスを活用する際と、同様の点について注意する必要があります。

  • ダマシが多い
  • 長期の移動平均線の傾きに気を付ける
  • エントリータイミングが遅れる

詳しくはゴールデンクロスを解説した記事で解説しているので、参考にしてみてください。

デッドクロスの活用方法

ここでは、移動平均線を25SMA、50SMA、100SMAの3本表示させた場合の、デッドクロスの活用方法を解説していきます。

3本表示させることで、エントリーシグナル用の移動平均線と決済シグナル用の移動平均線を使い分けることができます。

まず、25SMAと100SMAのデッドクロスを確認したら、売りでエントリーを行います。

価格が進行して、価格に勢いがなくなってくると、25SMAは上向きとなり50SMAとゴールデンクロスするので、ここで決済を行います。

3本の移動平均線を使用したトレード手法に関しては、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

エントリーと決済の移動平均線を使い分けた理由

このトレードでは、25SMAをメインの移動平均線とおき、50SMAと100SMAをエントリー用と決済用で使い分けました。

ここではその理由を解説します。

ゴールデンクロスやデッドクロスを用いたトレード手法の弱点は、

  • ダマシが多い
  • 決済タイミングが遅れる

以上のようなものがあります。

エントリーシグナルのダマシを減らすためには、トレンドが発生したのを確認した後にエントリーする必要があります。

したがってエントリーシグナルには、最も価格の反映が遅い100SMAとのデッドクロスを採用しました。

また、決済タイミングが遅れないためには、トレンドの勢いが失われたらすぐに決済を行う必要があります。

したがって決済シグナルには、早めに25SMAと交差する50SMAを採用しました。

パーフェクトオーダーについて

移動平均線を3本表示させるテクニカル分析はかなり有名なので、覚えておきましょう。

上図のように期間の異なる3つの移動平均線が、すべて同じ方向を向いている状態のことを、パーフェクトオーダーといいます。

パーフェクトオーダーが形成されている相場には、3つの移動平均線が向いている方向に、強いトレンドが発生していることを示唆しています。

まとめ

ここまで移動平均線によるテクニカル分析の一つ、デッドクロスについて解説してきました。

本記事の要点は以下の3つです。

  • デッドクロスは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を、上から下に交差することを指し、売りシグナルになる
  • デッドクロスの際は、移動平均線の傾きに注意する
  • ゴールデンクロスやデッドクロスを用いる際は、ダマシや決済タイミングの遅れに注意する

「移動平均線を使ってチャート分析をしたい」

「移動平均線を1本だけ使ったシンプルなトレード手法はある?」

現在に至るまで、移動平均線を使ったトレード手法はかなりの数考案されています。

中でも3本の移動平均線を表示させる「パーフェクトオーダー」は移動平均線の手法として有名です。

しかし、移動平均線は1本だけでも十分に活用することができます。

そこでこの記事では、移動平均線を1本だけ使ったトレード手法を解説していきます。

  • 移動平均線の3つの機能
  • 1本の移動平均線を使ったトレード手法
  • 1本の移動平均線を使ったトレード手法の注意点

移動平均線の3つの機能

まずは移動平均線の基本的な見方や機能についておさらいしていきます。

詳しくは以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【テクニカル分析】移動平均線とは?種類・活用法をわかりやすく解説

  • 傾きでトレンドの方向を判断する
  • 傾きの角度でトレンドの勢いを判断する
  • 支持線・抵抗線となる

傾きでトレンドの方向を判断する

移動平均線の傾きの方向で、現在相場に発生しているトレンドの方向を判断することができます。

移動平均線が上向きの場合は、上昇トレンドが発生しており、移動平均線が下向きの場合は、下降トレンドが発生しているといえます。

傾きの角度でトレンドの勢いを判断する

トレンドが発生している方向に加えて、移動平均線の角度によって、トレンドの勢いを判断することができます。

移動平均線の傾きが急であるときは、強いトレンドが発生しており、一方で上図のように、移動平均線の傾きがなだらか、またはほぼ横這いの場合は、弱いトレンド、またはレンジにあるといえます。

移動平均線はトレンド系のテクニカル指標なので、トレンドの判断はしやすい一方で、レンジの判断には不向きという特徴も覚えておきましょう。

テクニカル分析で活用されるトレンド系インジケーターとは?具体的な活用方法も解説!

支持線・抵抗線となる

最後に、移動平均線は支持線・抵抗線としての機能があります。

移動平均線は市場参加者の平均売買価格を表しているので、多くのトレーダーは移動平均線付近での売買を検討しています。

したがって、ローソク足は移動平均線を意識した反発を見せることが多く、その性質を利用したトレード手法が多く存在します。

1本の移動平均線を使ったトレード手法

以上の移動平均線の機能を踏まえて、1本の移動平均線を使ったトレード手法を解説していきます。

  • STEP①:移動平均線を表示させる
  • STEP②:移動平均線でトレンドの方向を判断する
  • STEP③:移動平均線に価格が反発したタイミングでエントリー
  • STEP④:再び移動平均線にタッチしたタイミングで決済

STEP①:移動平均線を表示させる

まずはチャートに移動平均線を表示します。

短期の移動平均線を採用してしまうと、支持線・抵抗線として機能が低下してしまうので、なるべく中期から長期の移動平均線を表示させるようにしましょう。

移動平均線の期間の設定の際には、以下の表を参考にしてみてください。

移動平均線の長さ頻繁に使用される移動平均線の期間
中期の移動平均線50、75
長期の移動平均線100、200

今回は、50SMAを採用しています。

単純移動平均線(SMA)については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【テクニカル分析】単純移動平均線(SMA)とは?利用方法をわかりやすく徹底解説

STEP②:移動平均線でトレンドの方向を判断する

上チャートをみると、移動平均線が上向きとなっており、上昇トレンドを示唆しています。

上昇トレンドなので、「買い」方向でのエントリータイミングを探っていきます。

STEP③:移動平均線に価格が反発したタイミングでエントリー

「買い」エントリーを行うタイミングは、移動平均線でローソク足が反発したタイミングです。

ここでは、以下の条件のローソク足が形成された場合に、反発したと判断します。

  • ローソク足が陽線
  • ローソク足の終値が移動平均線よりも上に位置している

以上に加えて、移動平均線を意識する形で「下ヒゲ」が形成されていた場合、反発の確度が高まります。

STEP④:再び移動平均線にタッチしたタイミングで決済

損切りや利確の決済を行うタイミングは、同じく移動平均線ローソク足がタッチしたタイミングです。

ここでは、以下の条件に当てはまったときに決済を行います。

  • ローソク足が陰線
  • ローソク足の終値が移動平均線よりも下に位置している

1本の移動平均線を使ったトレード手法の注意点

以上が1本の移動平均線を使ったトレード手法ですが、注意点もあります。

以上のように、1本の移動平均線を使った場合、決済のタイミングが遅れてしまうことがあります。

この対策として、決済用の別期間の移動平均線を表示することが挙げられます。

エントリーに使う移動平均線よりも短期間の移動平均線を決済用の移動平均線とすることで、大きな利幅を確保したまま決済することができます。

その反面、決済が早すぎてしまうこともあるので、一長一短といえます。

【テクニカル分析】移動平均線のゴールデンクロスを徹底解説!

【テクニカル分析】移動平均線のデッドクロスを徹底解説!

まとめ

ここまで、1本の移動平均線を使ったトレード手法について解説してきました。

ここで紹介したのは、移動平均線を使ったトレード戦略であって、必ず勝てる手法ではないという点に注意しましょう。

実際のトレードを行う際には、自ら検証を行い、一定以上の期待値が見込めることを確認するようにしましょう。

【重要】トレード手法を過去検証する方法をポイントと共に解説

「移動平均線を2本使ったトレード手法は?」

「移動平均線を1本だけ使ったトレード手法と何が違うの?」

移動平均線を使ったトレード手法は様々あります。

本サイトでは、移動平均線を1本使った手法や3本使った手法などを紹介していますが、今回は移動平均線を2本使ったトレード手法について解説していきます。

  • 移動平均線に関する基礎知識
  • 手法①:移動平均線のクロス使ったトレード手法
  • 手法②:エントリーと決済で異なる移動平均線を使ったトレード手法
  • 移動平均線を1本使ったトレード手法と異なる点
  • 移動平均線を2本使ったトレード手法の注意点

【テクニカル分析】移動平均線を1本だけ使ったシンプルなトレード手法を解説

移動平均線に関する基礎知識

まずは、今回紹介するトレード手法で重要となる、以下2つの移動平均線に関する基礎知識をおさらいしていきます。

  • ゴールデンクロス
  • デッドクロス

移動平均線については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【テクニカル分析】移動平均線とは?種類・活用法をわかりやすく解説

ゴールデンクロス

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜けることを言います。

ゴールデンクロスは、短期的な平均売買価格が長期的な平均売買価格を上回ってきていることを示唆しているので、買いシグナルとして使われることが多いです。

ゴールデンクロスについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【テクニカル分析】移動平均線のゴールデンクロスを徹底解説!

デッドクロス

デッドクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜けることを言います。

デッドクロスは、短期的な平均売買価格が長期的な平均売買価格を下回って来ていることを示唆しているので、売りシグナルとして使われることが多いです。

デッドクロスについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【テクニカル分析】移動平均線のデッドクロスを徹底解説!

手法①:移動平均線のクロスを使ったトレード手法

では本記事の本題となる、移動平均線を2本使ったトレード手法を解説していきます。

1つ目に紹介する手法は、移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロスを利用した手法です。

  • STEP①:異なる期間の移動平均線を2本表示させる
  • STEP②:ゴールデンクロス/デッドクロスを確認してエントリー
  • STEP③:ゴールデンクロス/デッドクロスを確認して決済

STEP①:異なる期間の移動平均線を2本表示させる

まずはチャートに異なる期間の移動平均線を2本表示させます。

移動平均線の長さ 頻繁に使用される移動平均線の期間
短期の移動平均線 5、14、20、21、25
中期の移動平均線 50、75
長期の移動平均線 100、200

移動平均線の期間設定は自由ですが、参考までに頻繁に使用される移動平均線の期間を上記に示しておきます。

ここでは、25SMA(単純移動平均線)と50SMA(単純移動平均線)を使用します。

単純移動平均線については、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

【テクニカル分析】単純移動平均線(SMA)とは?利用方法をわかりやすく徹底解説

STEP②:ゴールデンクロス/デッドクロスを確認してエントリー

25SMAと50SMAのゴールデンクロスが発生したら、買いエントリーを行います。

一方で25SMAと50SMAのデッドクロスが発生したら、売りエントリーを行います。

上図では、ゴールデンクロスが発生したタイミングで、ローソク足が大きく上昇しているのが分かります。

STEP③:ゴールデンクロス/デッドクロスを確認して決済

決済を行うタイミングは、エントリーの時とは反対のクロスが発生した時です。

ゴールデンクロスで買いエントリーをしている場合は、デッドクロスで決済を行います。

一方でデッドクロスで売りエントリーをしている場合は、ゴールデンクロスで決済を行います。

トレード手法の注意点

以上がトレード手法の概要ですが、注意点があります。

ゴールデンクロスやデッドクロスでトレードを行う場合は、長期の移動平均線の方向を確認する必要があります。

上図は先ほどの一連のトレードを表示したものですが、途中で短期の移動平均線が長期の移動平均線を下抜けしているタイミングがあります。

しかし正確に言えば、長期の移動平均線がトレンド方向を向いたままなので、これはデッドクロスとは判定しません。

ゴールデンクロス/デッドクロスとして判断するのは、長期の移動平均線がトレンド方向を向いていない場合なので、注意しましょう。

手法②:エントリーと決済で異なる移動平均線を使ったトレード手法

続いて、先ほどとは異なる移動平均線のトレード手法を解説していきます。

このトレード手法は別の記事で解説した、「1本の移動平均線を使ったトレード手法」を応用したものです。

  • STEP①:異なる期間の移動平均線を2本表示させる
  • STEP②:長期の移動平均線で反発したらエントリー
  • STEP③:短期の移動平均線に割り込んだら決済

STEP①:異なる期間の移動平均線を2本表示させる

まずは先ほどと同様に、2つの異なる移動平均線を表示させます。

このトレード手法でも、25SMAと50SMAを採用します。

長期の移動平均線である50SMAはエントリー用の移動平均線として使用し、短期の移動平均線である25SMAは決済用の移動平均線として使用します。

STEP②:長期の移動平均線で反発したらエントリー

エントリーでは、移動平均線の「支持線・抵抗線として機能」を利用します。

以下の記事では、移動平均線の機能について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

移動平均線のおすすめ設定を取引スタイル・手法別に紹介!注意点も解説

このトレード手法では、ローソク足が長期の移動平均線で反発したときにエントリーを行います。

買いエントリーの場合は、

  • 長期の移動平均線が上向き
  • ローソク足が陽線
  • ローソク足の終値が移動平均線よりも上に位置している

以上の条件を満たした場合に、ローソク足が移動平均線で反発したとみなし、エントリーを行います。

売りエントリーの場合は、

  • 長期の移動平均線が下向き
  • ローソク足が陰線
  • ローソク足の終値が移動平均線よりも下に位置している

以上の条件を満たした場合に、ローソク足が移動平均線で反発したとみなし、エントリーを行います。

STEP③:短期の移動平均線に割り込んだら決済

決済を行うのは、ローソク足の終値が決済用の短期の移動平均線に割り込んだタイミングです。

なるべく利幅を確保するために、決済用の移動平均線はエントリー用の移動平均線よりも短い期間を設定しています。

買いエントリーを行っており、売り決済を行う場合は「ローソク足の終値が移動平均線を下回る」ことが条件です。

売りエントリーを行っており、買い決済を行う場合は「ローソク足の終値が移動平均線を上回る」ことが条件です。

トレード手法の注意点

以上がトレード手法の概要ですが、注意点もあります。

このトレード手法の狙いは、広い値幅を確保することなので、決済タイミングを意図的に早めています。

したがって、上図のように、大きな値動きを捉え損ねてしまうことがあります。

まとめ

ここまで、移動平均線を2本使ったトレード手法を解説してきました。

本記事の要点は以下の2つです。

  • 移動平均線を2本使ったトレードの1つ目は、ゴールデンクロス/デッドクロスを使用したもの
  • 移動平均線を2本使ったトレードの2つ目は、エントリーと決済の移動平均線を使い分けたもの